高血圧で病院に行く目安がわからない!
そんな疑問をお持ちな方もいらっしゃると思います。
本記事では、高血圧で病院に行く目安について以下の点を中心にご紹介します!
- 高血圧で病院に行く目安は?
- 高血圧はどこで受診するの?
- 高血圧の診断・治療方法
高血圧で病院に行く目安について理解するためにもご参考いただけると幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
高血圧とは
高血圧とは、安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態を指します。高血圧になると、血管に常に負担がかかるため、血管の内壁が傷ついたり、柔軟性がなくなって固くなったりして、動脈硬化を起こしやすくなります。高血圧は、日本人の生活習慣病死亡に最も大きく影響する要因の一つであり、予防が重要です。
高血圧の原因とリスク
ここでは、高血圧の原因とリスクについて詳しくご紹介します。
高血圧の原因
高血圧の原因は、腎臓の病気(腎性高血圧)やホルモンの異常(内分泌性高血圧)が最も多いです。
高齢者などが服用している薬が高血圧を誘発することもあります。
また、喫煙や塩分の摂りすぎ、運動不足、肥満、ストレスなどの生活習慣も高血圧の原因となります。
高血圧のリスク
高血圧によるリスクとして、動脈硬化、心不全、脳卒中、腎不全、糖尿病、非弁膜症性心房細動、蛋白尿のあるCKDなどが挙げられます。
高血圧によるリスクは、高血圧の症状が進む、または何らかの持病を抱えている場合に高くなります。
高血圧によるリスクを減らすためには、生活習慣の改善や適切な治療が必要です。
高血圧で病院にいく目安は?
高血圧で病院にいく目安について詳しく解説していきます。
高血圧で病院を受診する必要がある状態
高血圧で病院を受診する必要がある状態は、診察室血圧が140/90 mmHg以上、または家庭血圧が135/85 mmHg以上の場合です。
ただし、血圧は日々変動するため、何度か測定して基準を超えていた場合に受診が必要です。
また、高血圧によってリスクが高まる病気があるため、高血圧の症状が進行している場合や何らかの持病を抱えている場合にも受診が必要です。
高血圧で病院を受診するタイミングや頻度
高血圧の症状が進行している場合や何らかの持病を抱えている場合には、定期的に受診する必要があります。
副作用が出た場合にも、医師に相談して適切に対処する必要があります。
生活習慣の改善や適切に治療することで、高血圧をコントロールし、リスクを減らせます。
高血圧はどこで受診すればいいの?
高血圧は、内科や循環器科などの専門医がいる病院で受診するのが一般的です。
高血圧の場合は内科を受診することが多いです。血圧専門の医師は一般的に少ないと言われています。理由は、高血圧専門医の資格を取得するためには、追加の専門教育や研修が必要であり、それには時間と労力がかかるためです。そのため、専門医の数は多くありません。高血圧専門の医師は稀少ですが、その専門知識と経験は高血圧患者にとって重要です。専門医のケアにより、適切な診断と治療、個別化されたアプローチが提供されます。
定期的な受診や血圧を測定することで、早期発見・早期治療ができ、合併症のリスクを減らせます。
病院に行ったらどんな治療をするのか
- 食事制限
高血圧の食事療法のポイントは、塩分制限とアルコールの摂取制限です。
この食事療法は、高血圧の方や予防に努めている方々に適しています。
- 塩分制限
1日の塩分摂取量を6g未満に抑えることが推奨されます。加工食品や漬物、佃煮などの塩分の多い食品は避けましょう。外食や市販のお弁当、惣菜にも塩分が多く使われていることに注意しましょう。
- アルコール摂取制限
過剰なアルコール摂取は高血圧の原因となることがあります。過剰飲酒や習慣飲酒を控えましょう。
高血圧の食事療法は、高血圧の予防や管理に効果があります。特に塩分制限は重要であり、塩分の摂りすぎは血圧上昇を促す要因となります。アルコール制限も重要であり、適度な飲酒を心掛けましょう。
- 運動療法
血圧を下げるためには、以下のような運動を適切な頻度・強度で行うことが推奨されています。ただし、高血圧は血圧の数値によってⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度の3段階に分けられており、運動療法が適用されるのはⅡ度以下に該当する方になります。Ⅲ度の方は、血圧がⅡ度以下に下がってから運動療法が適用されます。
- 有酸素運動(有酸素運動を週に5回以上行うことが望ましい)
ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など、心拍数を上げる運動が効果的です。
1回の運動時間は最低でも30分以上を目標にしましょう。適度な負荷で行い、息が少し切れる程度の強度で継続します。
- 柔軟性とバランスのトレーニング
ストレッチやヨガなどの柔軟性トレーニングは、血圧を下げるだけでなく、体のバランスや心身のリラックスにも役立ちます。
適度な時間をかけて行い、無理な力を入れずに行います。
- 薬物療法
高血圧の薬物療法は、病歴やアレルギー、他の薬の併用などを考慮しながら、医師によって適切な薬が処方されます。以下に一般的な高血圧の治療薬の種類とその作用を示しますが、具体的な薬の処方については医師の指示に従ってください。
- 血管に直接作用する薬(血管拡張薬)
アンジオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤)
アンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)
カルシウム拮抗薬
- 直接血管拡張薬
心臓に作用して血液量を減らす薬
利尿薬(尿量を増やし、体内の血液量を減らす)
ベータ遮断薬(心拍数を下げ、心臓の負荷を軽減する)
- 自律神経に作用して血管の収縮を抑える薬
アルドステロン拮抗薬
中枢性作用薬(交感神経の活動を抑える)
- 血圧を上げる物質を減らす薬
レニン阻害薬(レニンの働きを抑制し、血圧を下げる)
薬物療法では、これらの薬の組み合わせや使用量は患者の具体的な状態に基づいて決定されます。処方された薬の種類、服用タイミング、用量については医師の指示に従いましょう。また、薬物療法の効果や副作用の管理を定期的に医師と相談しながら行うことが重要です。
高血圧の診断と治療方法
高血圧はどのように診断や治療をするのでしょうか?
以下で詳しく見ていきましょう。
病院での高血圧の診断方法
高血圧の診断は、血圧を測定することで行われます。
高血圧の診断基準は、診察室血圧が140/90 mmHg以上、もしくは家庭血圧が135/85 mmHg以上になった状態のことです。
繰り返し測定しても血圧が高い場合は、高血圧と診断されます。
高血圧の診断は、症状が出てからではなく、血圧を測定することで発見される病気です。
高血圧の治療方法
高血圧の治療方法には、薬物療法と生活習慣改善があります。
薬物療法では、降圧薬が使用されます。降圧薬には、血管を広げる薬、心臓の過剰な働きを抑える薬、余分な水分や塩分を排出する薬があります。
生活習慣改善では、食事療法や運動療法が重要です。食事療法では、塩分や脂肪分の摂取量を減らすことが推奨されます。
運動療法では、有酸素運動が効果的で、週に150分程度の運動が推奨されます。
家庭で高血圧を自己診断する方法
家庭で高血圧を自己診断する方法は、自動血圧計を使用して血圧を測定することです。
自動血圧計は、腕に巻くタイプや手首に装着するタイプがあります。
血圧を測る際には、正しい姿勢をとり、測定前に5分程度休息することが重要です。
また、測定前の30分間はタバコやカフェインを摂取しないようにすることが推奨されます。
測定時には腕を心臓の高さに保ち、同じ腕で測定するようにしましょう。
血圧は日内変動があるため、測定時刻や状況によって異なることがあります。
血圧を測定する際には、自分の血圧の傾向を把握するために、日常的に測定することが大切です。
高血圧の診断基準は、収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上とされています。
高血圧に関するよくある質問
ここでは高血圧に関するよくある質問にお答えしていきます。
血圧がどのくらい高くなったら危険?
高血圧の危険性については、基準によって異なります。
一般的に、収縮期血圧が130〜139、拡張期血圧が80〜89の高値血圧の人は、低めの人に比べて約1.7倍の脳卒中のリスクがあるとされています。
また、最高血圧が180を超えると非常事態であり、200を超えると早急に治療が必要とされています。
夜間高血圧や早朝高血圧にも注意が必要で、これらは「仮面高血圧」と呼ばれることがあります。
高血圧になりやすい人の特徴は?
高血圧になりやすい人の特徴には、両親、祖父母、兄弟姉妹に高血圧の人がいる場合、塩分感受性(塩分の影響を受けやすい)や、カルシウムの調節機能がよくないなど、さまざまなものがあります。
また、高血圧は遺伝的な要因が大きく、高血圧の家族がいる場合は、自分自身も高血圧になりやすいとされています。さらに、高血圧になりやすい体質の人は、生活習慣病の予防に努めることが重要です。
血圧の薬を飲む目安は?
血圧の薬を飲む目安として、収縮期血圧が200mmHgを超える場合は、早急に治療を開始する必要があります。
高血圧で初めて医療機関を受診される場合は、多くは様子を見たり、生活習慣を変えていただくなどで、様子を見ることがあります。
ただし、血圧の薬を飲む目安は、個人の状態によって異なります。
高血圧は自覚がないのか
高血圧は症状が目立たず、自覚しにくい病気です。しかし、未治療の高血圧が続くと、重篤な合併症が生じる可能性があります。心臓や脳などの重要な臓器に血管のダメージが起き、脳卒中や心臓病、心筋梗塞、動脈瘤、腎臓疾患などの症状が現れることがあります。これらの合併症は命に関わる重大な状態となります。定期的な血圧測定と早期の治療が重要であり、健康な生活習慣と医師の指示に従うことで、高血圧による合併症のリスクを低減できます。
食後の血圧について
基本的に食後は血圧が下がる傾向にあります。これは、食べたものを消化するために消化器系に血液が集中し、全身の血管抵抗が低下するためです。そのため、一般的には食前や食中に比べて食後の血圧は低くなることが正常とされています。ただし、食後の血圧変化は個人や食事内容によって異なる場合があります。一部の人では、食後に血圧が上昇することもあります。特に高血圧の人や糖尿病の人は、食後の血糖値の上昇に伴って血圧も上がりやすい傾向があります。
食後低血圧ってなに
見出し3です。食後低血圧の症状と対策について200字くらいでお願いします。
食後低血圧は食事後に血圧が異常に低下する状態で、注意が必要です。食後にめまいやふらつきといった症状が現れ、場合によっては倒れることもあります。食後低血圧の症状が出る原因は、食事によって血液が消化器系に集中し、一時的に全身の血圧が低下することが挙げられます。対策は、食事前に降圧薬を避けることです。また、食事後は急な動作や立ち上がりを避け、ゆっくりと身体を休め、十分な水分摂取や食事のバランスも血圧安定に役立ちます。
高血圧で病院に行く目安についてまとめ
ここまで高血圧で病院に行く目安についてお伝えしてきました。
高血圧で病院に行く目安について要点をまとめると以下の通りです。
- 高血圧で病院を受診する必要がある状態は、診察室血圧が140/90 mmHg以上、または家庭血圧が135/85 mmHg以上の場合である
- 高血圧の症状が進行している場合や何らかの持病を抱えている場合には、定期的に受診する必要がある
- 高血圧の治療方法には、薬物療法と生活習慣改善がある
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。