高血圧と頭痛は関係があるの?原因や対処法についても解説!

  • 2023年3月23日
  • 2023年7月5日
  • 血圧

頭痛がするのに高血圧は関係があるのでしょうか。
本記事では、高血圧と頭痛について以下の点を中心にご紹介します!

  • 高血圧と頭痛は関係があるのか
  • 高血圧脳症の原因や症状
  • 高血圧脳症以外の頭痛

高血圧と頭痛について理解するためにもご参考いただけると幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

高血圧と頭痛は関係があるのか

頭痛には高血圧が関係している場合があります。

メモ
高血圧によって、血管が収縮し、血液の流れが悪くなることがあります。
この状態が続くと、頭痛を引き起こすことがあります。

ただし、頭痛が高血圧によるものかどうかを判断するには、医師に相談することが重要です。

頭痛がするのは高血圧脳症が原因?!

頭痛がするのは高血圧脳症が原因の可能性があります。
ここでは高血圧脳症の原因や症状、治療方法について解説していきます。

高血圧脳症の原因

高血圧によって脳内の血管が収縮し、血液の流れが悪くなることによって高血圧脳症が発症します。
高血圧脳症は、脳卒中や認知症などの重篤な病気を引き起こす可能性があります。

高血圧脳症の症状

高血圧脳症の症状には、頭痛やめまい、視力の低下、吐き気や嘔吐、手足のしびれや麻痺などが現れることがあります。
また、意識障害や言語障害、記憶障害などの症状が出ることもあります。

高血圧脳症の治療方法

高血圧脳症を治療するためには、まず血圧を下げることが重要です。
薬物療法によって血圧は下げられます。

また、生活習慣の改善も必要です。
具体的には、塩分の摂取量を減らし、適度な運動を行い、禁煙することが挙げられます。

高血圧が原因の頭痛による危険なケースとは

高血圧による頭痛から考えられる病気や危険なケースには、以下のようなものがあります。

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳卒中:

急激な頭痛、麻痺、言語障害などの症状が現れ、命に関わる可能性があります。

高血圧脳症:

頭痛、嘔吐、けいれん、意識障害などが現れることがあり、脳出血のリスクもあります。早急な治療が必要です。

二次性高血圧:

特定の原因による高血圧で、早朝の頭痛などが兆候として現れます。他にも夜間頻尿、夜間呼吸困難、昼間の眠気、抑うつ状態、集中力の低下などもみられることがあります。

虚血性心疾患:

冠状動脈の狭窄や詰まりにより、心筋梗塞や狭心症が起こる可能性があります。頭痛も伴うことがあります。

妊娠高血圧症候群:

妊娠中に高血圧を発症し、頭痛や耳鳴りなどの症状が現れることがあります。重症化すると母体と胎児に悪影響を及ぼす可能性があります。

高血圧による頭痛が生じた場合、急激な痛みや他の症状が現れる場合は重篤な疾患の兆候かもしれません。このような場合は、速やかに医師の診察を受けることが重要です。また、高血圧を持つ方は定期的に血圧を管理し、適切な生活習慣を保つことも大切です。

高血圧脳症の予防方法

高血圧脳症の予防方法としては以下の3つが挙げられます。

血圧の正常値を知っておく

高血圧を予防するためには、正常値を知り、定期的に血圧を測定し、異常があれば早期に対処することが大切です。
一般的に、収縮期が120mmHg、拡張期が80mmHgが正常値とされています。

治療薬を忘れず飲む

高血圧脳症を予防するためには、治療薬を忘れずに飲むことを心がけましょう。
高血圧を予防するためには、食事や生活習慣に気をつけることも大切ですが、降圧薬を処方された場合は、欠かさず飲むことが推奨されています。
また高血圧脳症の初期症状に気づかないこともあるため、手足の麻痺や歩行困難などがあれば早めに医療機関を受診することが重要です。

食生活の見直し

高血圧脳症の予防方法として食生活の見直しが有効です。
まず、塩分の摂取量を減らすことが重要です。

また、バランスの良い食事を心がけ、野菜や果物、魚などを積極的に摂取することも大切です。

さらに、適度な運動やストレスの軽減も高血圧予防につながります。

高血圧脳症以外の頭痛

高血圧脳症以外にもさまざまな頭痛があります。
ここではそれぞれの頭痛について症状や治療法、危険な病気を引き起こす可能性についてご紹介します。

緊張性頭痛

緊張性頭痛は、頭全体か後頚部に鈍い締め付け感、圧迫感のある頭痛が出現する病気です。
緊張型頭痛は、精神的ストレスや、痛みや眼精疲労による刺激によって引き起こされる筋肉の収縮が原因になります。

緊張性頭痛の治療法としては、ストレスを軽減することや、適度な運動、睡眠の改善、マッサージ、温熱療法などが有効です。

偏頭痛

偏頭痛は、片側の頭痛と共に、吐き気、嘔吐、光や音に敏感になるなどの症状が現れる病気です。

偏頭痛の治療法としては、発作時には鎮痛剤やトリプタン系薬剤が使用されます。

群発頭痛

群発頭痛は、片側の目の周りや額に激しい痛みが現れ、目の充血や涙目、鼻水などの症状が伴う病気です。

群発頭痛の原因はまだ完全には解明されていませんが、脳内の神経伝達物質の異常が関係していると考えられています。

群発頭痛の治療法としては、発作時には酸素療法やトリプタン系薬剤が使用されます。

危険な病気が隠れている可能性

偏頭痛・緊張性頭痛・群発頭痛には、他の病気が隠れている可能性があります。

群発頭痛の場合、激烈な頭痛を起こす病気の中には、命に関わるような頭の病気が隠れていることがあります。

偏頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛に共通する病気として、くも膜下出血が挙げられます。
くも膜下出血は、突然発症する激しい頭痛や意識障害などの症状が現れ、命に関わることがあります。

そのため、頭痛が続く場合や、頭痛の症状が異常に強い場合には、早めに医療機関を受診することが重要です。

災害時の高血圧と頭痛の対処法

災害時に高血圧や頭痛が発生した場合、まずは安全な場所に避難することが重要です。

高血圧の場合、食塩やアルコールの摂取を控えることや、規則正しい生活習慣を心がけることが予防につながります。

また、高血圧の薬を服用している場合は、飲む時間が不規則にならないように注意することが大切です。

高血圧と頭痛に関するよくある質問

高血圧と頭痛に関するよくある質問をご紹介します。

朝起きたら頭が痛い!これって高血圧と関係がありますか?

朝起きた頭痛が高血圧と関係があるかどうかは、必ずしもそうとは限りません。

頭痛の原因は、偏頭痛や群発頭痛など様々なものがあります。

朝起きた頭痛が続く場合は、早めに医療機関を受診することが重要です。

高血圧脳症にかかった場合、長期的にどのような影響がありますか?

高血圧脳症は、長期的に脳に悪影響を与える可能性があります。

高血圧脳症は、高血圧が原因で脳内の血管が狭くなり、脳に十分な酸素や栄養素が行き渡らなくなることで、脳梗塞や脳出血などの病気を引き起こすことがあります。

高血圧脳症にかかった場合、脳の機能低下や認知症、脳卒中などの合併症が発生する可能性があります。

高血圧脳症の治療期間はどのくらいですか?

高血圧脳症の治療期間は、症状の程度や治療法によって異なります。

高血圧脳症の治療には、高血圧の治療や脳梗塞や脳出血などの合併症の治療が含まれます。

治療期間は、症状が改善されるまで継続する必要があります。

高血圧は高齢者しかならないの??

高血圧は、塩分の多い食生活と加齢による血管の老化が主な原因です。そのため、高齢者だけでなく、若い人も高血圧になる可能性があります。

さらに、現代人の食生活は乱れがちであり、塩分摂取量が過剰になる傾向があります。

また、加齢に伴い、血管壁が硬くなり、血管内径が狭くなることで血液の流れが制限されます。この状態は動脈硬化と呼ばれ、高血圧や心血管疾患のリスクを増加させます。

現代人の食生活の乱れは高血圧のリスクを上昇させています。そのため、正しい知識を得て高血圧の予防に取り組むことが重要です。自身の生活を振り返り、高血圧のリスク要素が存

在していないか確認することも必要です。適切な食事や運動習慣、ストレスの管理などを通じて、健康な生活を送ることが求められます。

高血圧には自覚症状はないの!?

高血圧は、自覚症状がほとんど現れません。そのため、高血圧症は気付かずに進行し、診断が遅れやすくなります。たとえ偶然の検査で発見されても、症状がほとんどないため治療の必要性を感じない人が多くいます。

しかし、未治療の高血圧症は動脈硬化を引き起こす可能性があります。動脈硬化は血管の傷害や弾力性の喪失を意味し、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞などの深刻な病気の原因になります。そのため、高血圧症は症状がなかったとしても、これらの病気を予防するために治療を受けることが推奨されます。定期的な健康診断や医師の指導のもとで血圧の管理を行うことが大切です。

高血圧脳症の検査はどんなものですか

高血圧性脳症の診断には、以下のような検査が行われます。

 

血圧検査と問診:

血圧の測定と患者の症状についての詳細を確認していきます。220/110mmHg以上の著しい高血圧や急激な血圧上昇と頭痛、吐き気、嘔吐などの症状がある場合、高血圧性脳症を疑います。

頭部MRIやCT検査:

頭部のMRIやCTスキャンは、頭蓋内の異常や血管の状態を評価するために行われます。MRIは骨や血管の異常を詳細に観察でき、高血圧性脳症の診断に特に有用です。CTはMRIよりも検査時間が短く、一般的な画像検査としても利用されます。

全身の検査:高血圧性脳症は脳以外の臓器にも影響を及ぼす場合があるため、腎臓や心臓など他の臓器の評価も行われます。血液検査や尿検査で腎臓の状態を評価し、心電図検査や心臓超音波、胸部レントゲン検査では、心臓の機能を評価します。

これらの検査を通じて、高血圧性脳症の診断と病変の位置特定がされます。その後総合的な検査結果に基づいて、適切な治療法や予防策を立てていきます。

血圧が高い時の過ごし方はありますか

食生活に気を付けるということは記載済みですので書かないでください。

血圧が高い時に日常生活で意識すべきポイントは以下の通りです。

 

休息とリラックス:

血圧が高い時には、心身ともにゆっくり休むことが必要です。明るすぎず静かな部屋が適しています。心を落ち着かせ、リラックスすることで血圧の上昇を抑えられます。

 

温度管理:

寒い時も血圧が高くなりやすいので、室内の気温や湿度も大切です。廊下やトイレなど暖房が行き届かない場所でも血圧が上がりやすくなるため、温かい環境を保つことが大切です。また、浴室と脱衣所の気温差にも注意が必要です。

 

生活習慣の改善:

生活習慣による血圧の上昇に起因している場合は、規則正しい生活や適度な運動が必要です。定期的な運動は血圧を下げる効果があります。また、健康的な食事やストレス管理なども重要な要素です。

 

早めの診察:

頭痛やめまいなどの自覚症状が伴う場合は、早めに医師の診察を受けることをおすすめします。これらの症状は何らかの病気が原因で血圧の変動が起きている可能性があります。自分で歩けない状況など、緊急を要する場合には救急車の手配も検討しましょう。

血圧の管理は健康にとって非常に重要です。定期的な医師の診察や適切な生活習慣の見直しによって、血圧を適正な範囲に保つことが大切です。

寝る姿勢も高血圧に関係するの??

横向きに寝ることは高血圧の対策として有効です。仰向けで寝ると気道が閉塞しやすく、無呼吸症候群のリスクが高まります。特に気道が狭い人やアゴが小さい人は注意が必要です。横向きに寝ることで気道が確保され、酸素の摂取がスムーズになります。睡眠中に十分な酸素を摂取できることで、酸素不足による悪影響を軽減し、血圧を下げる効果も期待できます。また、横向きに寝ることにより日中の血圧も下がると報告されています。高血圧を気にする人はぜひ横向きの寝姿勢を意識してみましょう。

血圧を下げる薬で頭痛になることはあるの

高血圧を下げる薬である降圧剤には、頭痛の発生を引き起こす可能性があります。特にカルシウム拮抗薬は、頭痛やむくみ、動悸などの副作用を引き起こすことが知られています。この頭痛は片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛などの慢性頭痛の誘引因子となる場合もあります。ただし、すべての人がこの副作用を経験するわけではありません。個々の症状や体質によって反応が異なるため、医師の指導のもとで正確な評価と処方を受けることが重要です。

高血圧と頭痛に関するまとめ

ここまで高血圧と頭痛についてお伝えしてきました。
高血圧と頭痛について要点をまとめると以下の通りです。

  • 高血圧によって脳内の血管が収縮し、血液の流れが悪くなることによって高血圧脳症が発症し頭痛を引き起こす場合がある
  • 偏頭痛・緊張性頭痛・群発頭痛には、他の病気が隠れている可能性がある
  • 高血圧脳症の治療法として薬物療法や食生活の改善がある

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。