ピルを飲んでいるのに生理がこないという場合、どのような原因が考えられるのか不安に感じる方も多いのではないでしょうか?
本記事ではピルを飲んでいるのに生理がこないときの原因やピルの仕組み、さらに対処法について以下の点を中心にご紹介します。
- ピルとは
- ピルの仕組みと効果
- ピルを飲んでいるのに生理がこない原因
- 低用量ピルの休薬期間とは
- 低用量ピルの休薬期間に生理がこない場合の対処法
ピルを飲んでいるのに生理がこない原因や仕組み・対処法を正しく理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
ピルとは

ピルとは、女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンの合剤である「低用量ピル」のことを指します。
ピルは排卵抑制作用と子宮内膜の増殖抑制作用があり、避妊に役立つだけでなく、月経痛や過多月経・生理不順やPMS・子宮内膜症などの症状の改善にも効果を期待できる薬剤です。
ピルには、低用量ピルと中用量ピルのほか、月経移動ピルなどがあります。
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ピルの仕組みと効果

ピルの仕組みは、女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンの合剤である「低用量ピル」を服用することで、排卵を抑制し、頸管粘液を変化させる作用を持っています。
さらに、精子の子宮内侵入を抑制することによって、避妊効果を期待できる薬剤として服用します。
ピルには、低用量ピルと中用量ピルのほか、月経移動ピルなどがあります。
ピルの効果は、避妊以外にも月経痛や過多月経、生理不順やPMS・子宮内膜症などの症状の改善にも効果があると言われています。
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ピルを飲んでいるのに生理がこない原因

ここからは、ピルを飲んでいるのに生理がこない原因について、考えられるものを以下に4点ご紹介します。
それぞれどのような原因が挙げられているのか詳しくみていきましょう。
休薬期間を正しく設定できていない
ピルの休薬期間を正しく設定できていない場合、生理がこないことがあります。
ピルには、21錠タイプと28錠タイプがあり、21錠タイプの場合は7日間が休薬期間になります。
休薬期間中は薬の内服を休み、8日目から再び21日間内服を続けます。
休薬期間を正しく設定すると、生理が正常に訪れる作用を期待できるでしょう。
しかし、ピルを服用しているにもかかわらず生理がこない場合は、医療機関を受診し、医師に相談することが大切です。
妊娠している
ピルを服用しているのに生理がこない場合、妊娠している可能性があります。
ピルは正しく服用していれば約99.7%の避妊率があるため、妊娠する確率は低いですが、完全に避妊できるわけではありません。
ピルの休薬期間に生理がこない場合には、まず妊娠していないかどうかを確認する必要があります。
ピル服用中に性交渉の経験がある場合は、産婦人科クリニックを受診して、超音波検査で妊娠の有無を確認してもらうのも方法です。
ほかにも、ピルを正しく服用しているかどうかも確認する必要があるでしょう。
病気の可能性
ピルを服用しているのに生理がこない場合、病気の可能性もあります。
ピルを服用している場合、生理がこないのはホルモンバランスが変化するためです。
しかし、ピルを服用していないにもかかわらず生理がこない場合、子宮内膜症や卵巣嚢腫・子宮筋腫・子宮内膜症などの病気が原因である可能性があります。
これらの病気は、生理不順や生理の遅れ・生理の量の変化などの症状を引き起こすことがあります。
生理がこない場合は、医師に相談して検査を受けるようにしましょう。
ストレスによるホルモンバランスの崩れ
ストレスによるホルモンバランスの崩れは、ピルを服用している場合にも生理不順を引き起こす可能性があります。
ストレスによって、副腎皮質ホルモンの分泌が増加し、卵巣ホルモンの分泌が抑制されるため、生理不順や生理の遅れ・血量の変化などの症状が現れることがあります。
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低用量ピルの休薬期間とは

低用量ピルの休薬期間とは、ピルを服用する周期の最後に設けられる、実薬を服用しない期間のことを指します。
21錠タイプのピルの場合、7日間が休薬期間になります。
28錠タイプのピルの場合、最後の7日間の薬はプラセボと呼ばれる偽薬であり、ピルの成分が含まれていないため、休薬期間が自然と設けられるようになっています。
休薬期間には出血が起こり、その出血の有無で妊娠を確認することが可能です。
また、休薬期間を設けることで、ピルを28日周期で管理することも容易になると言えるでしょう。
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低用量ピルの休薬期間に生理が来ない場合の対処法

続いては、低用量ピルの休薬期間に生理がこない場合の対処法について、以下に2つの方法をご紹介します。
それぞれどのように対処すべきか詳しくみていきましょう。
予定通り低用量ピルを飲む
低用量ピルの休薬期間に生理が来ない場合、まず妊娠を疑う必要があります。
ピル服用中に性行為がなければ妊娠は否定されますが、性行為があった場合は妊娠の可能性があるため、妊娠検査を行うことが推奨されます。
妊娠検査で陰性である場合、または性交渉がなく妊娠の可能性がない場合は、予定通り低用量ピルを服用することができます。
通常、休薬期間に生理様出血(消退出血)が来ないケースはとても少ないとされています。
医療機関を受診する
休薬期間に生理がこない場合は、不安なく服用を続けるために、ピルを処方してもらった医療機関を受診して相談することが推奨されます。
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ピルの服用方法と生理との関係性

ピルの服用方法と生理の関係性は、低用量ピルの場合、21錠タイプのピルを21日間服用し、その後7日間の休薬期間を設けます。
この休薬期間には、ピルの成分である女性ホルモンが補充されなくなり、子宮内膜がはがれることで生理のような出血が起こります。
これを消退出血と言います。
28錠タイプのピルの場合、最後の7日間の薬はプラセボと呼ばれる偽薬であり、ピルの成分が含まれていないため、休薬期間が自然と設けられるようになっています。
ピルを服用することで、生理の周期を調整することができます。
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ピルを飲んでも生理がこないときのよくある質問

ここからは、ピルを飲んでも生理がこないときのよくある質問と回答をご紹介します。
ピルを飲んでも生理がこないことについて、多くの方はどのような不安や疑問を抱いているのでしょうか?
以下に3つの質問と回答についてみていきましょう。
ピルを飲んだときの生理は何日で終わる?
ピルを飲んだときの生理の期間は、通常の生理と同様に3日から7日程度で終わります。
低用量ピルの場合、21錠タイプのピルを21日間服用し、その後7日間の休薬期間を設けます。
28錠タイプのピルの場合、最後の7日間の薬はプラセボと呼ばれる偽薬であり、ピルの成分が含まれていないため、休薬期間が自然と設けられるようになっています。
ピルを飲んでいるときの生理の量はどのくらい?
ピルを飲んでいるときの生理の量は、通常の生理と比べて少なくなることがあります。
そのため通常時の生理の量が多くてお悩みの方は、悩みが軽減されるかもしれません。
ピルを飲み始めた時に、不正出血が起こったらどうすれば?
ピルを飲み始めたときに不正出血が起こった場合、落ち着いてピルを継続服用することが大切です。
不正出血は、ピルの服用を始めたばかりの場合やピルの種類を変えた場合に起こることがあります。
ピルの成分によって子宮内膜が薄くなり、出血が起こることがあります。
不正出血が続く場合は医師に相談することが必要です。
医師は、ピルの種類や服用方法を見直すことで、不正出血を改善する方法を提案してくれるでしょう。
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まとめ

ここまでピルを飲んでも生理がこない原因や仕組みをはじめ、適切な対処法についてお伝えしてきました。
ピルを飲んでも生理がこない原因や対処法を正しく理解して服用することが大切です。
ピルを飲んでも生理がこない原因や仕組み・対処法についての要点をまとめると以下の通りです。
- ピルとは女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンの合剤で「低用量ピル」と呼ばれている
- ピルの仕組みと効果は、排卵を抑制するほか、精子の子宮内侵入を防ぎ、避妊効果を期待できる
- ピルを飲んでいるのに生理がこない原因は、休薬期間を正しく設定できていない可能性や。妊娠・病気の可能性が考えられる
- 低用量ピルの休薬期間とは、ピルの種類によって休薬期間を設けることで生理周期の管理が可能となる
- 低用量ピルの休薬期間に生理がこない場合の対処法は、性行為がない場合は予定通り低用量ピルを服用するほか、医療機関を受診する
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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