アフターピルは効果がある?仕組みや効果、服用上の注意点など徹底解説!

  • 2023年6月26日
  • 2023年6月26日
  • ピル

アフターピルの効果や服用方法について知りたい方へ、本記事ではアフターピルの効果について、以下の点を中心に解説していきます。

  • アフターピルの仕組み
  • アフターピルの効果や種類
  • アフターピルの注意点

アフターピルの効果について知るためにも、ご参考いただければ幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

アフターピルとは

アフターピルは緊急避妊薬で、避妊せずに性行為をした場合や、避妊に失敗した場合に使用されます。
主成分は黄体ホルモンで、服用することで妊娠を防ぎますが、一方で副作用も報告されています。

アフターピルの仕組み

アフターピルに含まれる成分は、排卵抑制や排卵の遅延を促す作用を持ちます。
これにより、卵子の放出が遅れたり抑制されたりすることで、受精の可能性を減らす効果があるとされています。

さらにアフターピルは、受精卵の着床を妨ぐ働きもあると考えられています。
これらの作用によって、アフターピルは避妊効果を発揮します。

ただし、避妊効果は、服用のタイミングや個人の体調によって異なる場合があり、性行為後なるべく早めに服用することが効果的であると言われています。

アフターピルの効果

アフターピルの効果について、種類ごとに解説します。

レボノルゲストレル法

レボノルゲストレル法(LNG法)は、アフターピルの一種で、主成分としてレボノルゲストレルという黄体ホルモンを摂取する方法です。
性行為後、24時間以内に服用することで高い避妊効果が期待できますが、48時間や72時間の時点でも一定の効果があるとされています。

この方法は、従来のヤッペ法よりも避妊効果が高く、副作用も抑えられると言われています。
緊急避妊のためのアフターピルとして、WHO(世界保健機関)でも推奨されています。

ヤッペ法

ヤッペ法は、中用量ピルであるプラノバールを使用して避妊する方法です。
性行為後72時間以内に処方され、最初の服用で2錠をすぐに摂取し、その12時間後にさらに2錠を摂取します。

この方法では、副作用として吐き気や嘔吐が起こりやすいため、吐き気止めもあわせて処方されることがあります。
ヤッペ法の避妊効果は、レボノルゲストレル法よりも低くなりますが、その代わり比較的安価な避妊方法として特徴づけられています。

ウリプリスタール法

ウリプリスタール法は、ウリプリスタール酢酸エステルを主成分とした、エラというアフターピルを1錠服用する方法です。
できるだけ早く服用することが推奨されており、最長で性行為後120時間以内に服用することで避妊効果が期待されます。

ウリプリスタール法は、日本ではまだ承認されていませんが、海外では広く使用されています。
また、エラは子宮筋腫の治療や月経量が多い方の治療にも使用されているため、これらの診断を受けている方は、医師と相談することがおすすめです。

アフターピル服用後の避妊回避の確認方法

アフターピルを服用後、次の生理がきた段階で、避妊が成功したか否かが確認できます
通常、アフターピルを服用することで、生理が通常通りに訪れることが期待されます。
ただし、アフターピルの使用によって、生理周期が一時的に変化する場合もあります。

また、アフターピルの服用後には女性ホルモンの量が低下するため、子宮内膜が剥がれ落ちる、消退出血が生じることがあります。
この出血は通常2〜3日間続くことが多いとされています。

ただし、最終的な避妊の断定は、あくまでも次の生理の有無によって行われます。
もし予定通りの生理が訪れない場合や、避妊効果に不安がある場合は、医師や医療機関に相談することが重要です。

アフターピル服用の失敗となる原因

アフターピルを服用しても避妊に失敗してしまう原因は、何が考えられるでしょうか?
以下で解説します。

性交渉から120時間以降に服用した場合

アフターピルの避妊効果は、時間経過とともに低下します。
24時間以内の服用で95%の妊娠阻止率がありますが、48時間以内では85%、72時間以内では58%にまで下がると言われています。
また、120時間以上経過すると効果がかなり低下し、避妊に失敗する可能性が高まります。

したがって、アフターピルを服用する場合は、できるだけ早めに服用することが重要です。
時間が経過しすぎてしまうと避妊効果が限られるため、注意が必要です。

服用後、2時間以内に嘔吐してしまった場合

アフターピルは、副作用の症状があらわれる確率が低く、実際に症状があらわれるのは7.96%程度とされています。
また症状があらわれても、24時間以上続くことはありません。

注意すべき副作用は嘔吐であり、嘔吐が起こるのは稀ですが、服用後2時間以内に嘔吐した場合は、薬の吸収が不十分となる可能性があります。
その場合は、追加で1錠服用する必要があります
吐き気を起こしやすい体質の場合は、市販の吐き気止めを使用することもできますが、心配な場合は医師に相談してください。

効果を減退させるサプリメントや薬を服用していた場合

他の薬やサプリメントを服用している場合、アフターピルの効果を減退させる場合があります。
特に、抗けいれん剤、HIVプロテアーゼ阻害剤、非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤、リファブチン、リファンピシン、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)などが影響を与える可能性があります。
また、抗凝固剤を服用している場合も、アフターピルの効果が変わることが報告されています。

したがって、内服中の薬がある場合は、必ず医師に伝えるようにしましょう
特に抗凝固剤を服用している方は、アフターピルの処方ができないこともあるので、医師に相談してください。

アフターピルの注意点

アフターピルには、以下のような注意点があります。

  • 性行為後、72時間以内に服用しましょう。早めの服用で避妊効果が高まります。
  • アフターピルの量は自己判断せず、指示通りに服用しましょう。
  • 月経予定日に出血があっても、妊娠の可能性は否定できません。
  • 次の生理がくるまでは、妊娠の可能性があります。性行為時はコンドームなどの避妊具を使用しましょう。
  • 月経予定日を1週間過ぎても出血がない場合は、妊娠検査薬を使用して確認しましょう。

これらの注意点を守ることで、アフターピルの効果を最大限に活かし、妊娠のリスクを減らせます。


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アフターピルの副作用

アフターピルには、以下のような副作用があります。

吐き気と嘔吐

吐き気と嘔吐は、アフターピルの主な副作用とされていますが、実際に嘔吐する確率は1%以下であり、通常24時間以内に症状は軽減すると言われています。

神経系障害と胃腸障害

乳房の張り、倦怠感、傾眠、胃腸障害などの症状があらわれることがありますが、重篤な副作用は報告されていません。
これらの症状は通常24時間以内に緩和すると言われています。

少量の性器出血

アフターピル服用後に稀に起こる性器出血については、茶色い出血が少量であれば問題ありません
しかし、生理のような鮮血がある場合は他の病気の可能性も考えられますので、婦人科を受診しましょう。

肌荒れ

アフターピルがホルモンバランスを変化させるため、副作用として肌荒れが起こることがあります。

アフターピルの効果に関するよくある質問

アフターピル服用後、いつ生理がきますか?

一般的に、アフターピルを服用した後の生理は、通常約7日後に訪れることが多いです。
ただし、個人の排卵状況や生理予定日によって異なるため、出血までの日数には個人差があります
早い場合は3日後から、遅い場合でも次の生理までの間に出血があることが多いです。
なお、アフターピルを服用した後、3週間以内に生理のような出血があれば、避妊が成功したサインです。

アフターピル服用前後にお酒を飲んでも良いですか?

アフターピルを服用した前後の飲酒は、避けるべきです。
アフターピルとアルコールは、どちらも肝臓で分解されるため、アフターピル服用前後に飲酒することで、アフターピルの成分の分解に影響を与える可能性があります。
これにより、アフターピルの効果が強まり、吐き気や嘔吐などの副作用が増加するリスクがあります。
最低でも、内服後24時間は飲酒を控えることが推奨されています。

アフターピル服用前後に喫煙しても良いですか?

タバコを吸っている方でも、アフターピルの服用に制限はありません
タバコの喫煙は、アフターピルの効果に影響を与えることはないとされているため、通常通り処方された用法・用量でピルを服用してください。

アフターピルの持続期間はどのくらいですか?

アフターピルの効果は、服用後5〜7日程度の間、排卵を抑制します。
ただし、アフターピルは1回の服用で効果があるため、12時間以降の服用は必要ありません。
アフターピル服用後は、性行為時にはコンドームなどの避妊具を使用することが重要です。
アフターピルは緊急避妊の手段であり、長期的な避妊効果はありません
安全な避妊方法を選び、将来の妊娠を予防するためにも避妊具の使用を継続しましょう。


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アフターピルの効果についてまとめ

ここまで、アフターピルの効果についてお伝えしてきました。
アフターピルの効果についてまとめると、以下の通りです。

  • アフターピルの主成分である黄体ホルモンが、卵子の放出を抑制することで受精の可能性を減らす効果があるとされている
  • アフターピルには、レボノルゲストレル法・ヤッペ法・ウリプリスタール法などがあり、避妊効果があるとされている
  • アフターピルは、性行為後72時間に、医師の指示通りの量を守って服用することが重要である

この記事が、アフターピルの効果について知りたい方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。