東洋医学 望・聞・問・切(ぼう・ぶん・もん・せつ) 2018.2
望・聞・問・切(ぼう・ぶん・もん・せつ)
望聞問切とは、東洋医学で最も重要な診察の方法で四診法とよばれ、望診、聞診、問診、切診の四種類があります。
簡単にいうと
望診とは、形態、色、艶、呼吸など身体各部位を観察して判断する方法。
聞診とは、声の状態や臭いを嗅いで判断する方法。
問診とは、患者(家族)に直接言葉で尋ねて判断する方法。
切診とは、患者に直接触れて判断する方法。
といえます。
中でも切診は最も重要であり、脈診、腹診、背診、触診などがあります。
東洋医学ではこれらを総合的に捉え、身体がどのような状態にあるか判断し治療していきます。
鍼灸・マッサージ師 関根達也