生理がこない!生理不順の理由や病気のリスク、対処法など徹底解説!

生理がこないと心配事が増えますよね。
本記事では、生理がこない理由について、以下の点を中心に解説していきます。

  • 正常な生理とは
  • 生理がこない理由
  • 生理不順を放置する場合のリスク

なぜ生理がこないのか理解するためにも、ご参考いただけると幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

正常な生理とは

正常な生理について解説します。

生理の周期

正常な生理周期は、一般的には25日以上38日以内と言われています。
これは、前回の月経開始日から次の月経開始日の前日までの経過日数を計算したものです。

生理の量

正常な生理の経血量は個人によって異なりますが、一般的な目安としては、1回の生理期間中に約20mlから80mlの出血があるとされています。
これは、生理用品の使用量でおおよその目安として捉えられます。

経血量がこの範囲内であれば、通常の生理として考えられますが、個人の体質や生理状態によって多少の違いがあります。
血の量が極端に多い場合(過多月経)や、極端に少ない場合(過少月経)は、婦人科医に相談することをおすすめします。

生理の持続期間

正常な生理の持続期間は、通常3日から7日とされています。
生理が2日で終わる場合や、8日以上続く場合などは、体が異常をきたしている可能性があります。
生理の持続期間は、個人によって異なる場合もありますが、上記の範囲内におさまることが一般的とされています。


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生理の異常とは

生理に異常がある場合について、どのような原因があるのか解説します。

生理不順

生理不順とは、通常の生理周期から大幅に逸脱した生理のことを指します。
具体的には、周期が不規則、間隔が長い・短いなどの状態を指します。

正常な生理周期は28日や30日型とされていますが、個人によっては若干の変動があります。
例えば、前月の27日目に生理があり、今月はやや遅れて35日型になったという場合は、正常な範囲内と考えられます。
しかし、常に40日〜50日間隔や20日間隔で月経がある場合は、生理不順とみなされます。

稀発月経

稀発月経とは、生理が40日〜50日の間隔で起こる状態を指します。
この場合、通常は生理が始まった日から排卵が起こるまでに長い日数(例えば30日間)を要し、その後14日後に次の生理が訪れるタイプ(遅延排卵)が多くあります。

つまり、排卵はあるものの、スムーズに排卵が行われない傾向があります
また、生理と思われていた出血が、実際には排卵がない場合の出血(無排卵性出血)であることもよくあります。

頻発月経

このような場合、一見生理のように見える出血は、実際には排卵が起こっていないための無排卵性出血であることが多いです。
この場合、出血(生理様出血)と次の出血の間には通常2週間程度しかなく、出血期間も10日や2週間といった長い期間続くことがあります。
これらの症状が見られる場合、排卵が適切に行われていない可能性が考えられます。

無月経

無月経とは、生理が90日以上訪れない状態を指します。
生理不順の中でも、90日以上月経がない場合は、単なる生理不順ではなく、より注意が必要です。
多くの無月経の症例では、排卵が行われず、ホルモンの機能が低下したりほとんど停止したりしていることが見られます。

さらに、無月経の状態が長期間(7ヶ月以上)続くと、ホルモンのバランスがますます乱れ、頑固なホルモン異常(排卵障害)につながる可能性があります。
そのため、無月経が3ヵ月以上続く場合は、医療機関を受診することをおすすめします。
もちろん、妊娠の可能性がある場合も同様です。

月経困難症

生理期間中に、生理痛と呼ばれる病的な状態が起こります。
この生理痛には、下腹部痛や腰痛などの症状がありますが、それに加えて月経困難症は、おなかが張る感じ、吐き気、頭痛、疲労感、脱力感、食欲不振、イライラ、下痢、憂うつ感なども含まれます。
ただし、排卵を伴わない生理の場合は、生理痛が起こりにくいとされています。


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生理がこない理由

生理が来ない原因には、何があるのでしょうか?
以下で解説します。

妊娠

生理がこない原因の1つは、妊娠です。
妊娠の可能性がある場合は、妊娠検査薬を使用して確認しましょう。
避妊に気をつけていても完全に避妊はできないため、妊娠する可能性はあり、生理がこない場合は検査しましょう。

最新の検査薬は、着床後数日で陽性反応を示します
陽性結果が出た場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

生理不順

生理不順は、生理周期が1週間前後であれば問題ない範囲ですが、数ヵ月生理がこない場合や早すぎる場合は、検査を受けることが重要です。
生理不順に悩む女性は多く、ピルやホルモン療法で改善が期待できます。
初潮からの生理不順や更年期における不調もありますので、気軽に相談しましょう。

無月経

無月経は、妊娠以外で3ヶ月以上生理がこない状態を指します。
継発性無月経は、運動やストレス、ダイエットなどが原因で起こることがあります。

原発性無月経は、18歳を超えても1度も生理がこない状態です。
無月経の症状が長期間続く場合、回復が難しくなることもあるため、早めに医療機関を受診しましょう。

早期閉経

早発閉経は、40歳未満で閉経する状態を指し、早期卵巣不全がその原因として考えられます。
症状は、妊娠できないこと以外では特にあらわれない場合もありますが、更年期障害のような症状がでることもあります。
妊娠を望んでいて、かつ早発閉経の疑いがある場合は、早めに適切な処置を受けることが重要です。

過度なダイエット

過度なダイエットは、生理不順の原因となることがあります。
栄養不足によって卵巣への栄養供給が優先されず、生理が止まることがあり、疲労感や息苦しさなどの症状も見られます。
栄養不足が続くと、脳が妊娠を避けるように働きます。
激しい体重減少や長期のダイエットは卵子の成長を妨げ、女性ホルモンの分泌も低下する可能性があります。

過度なストレス

エストロゲンとプロゲステロンは生理に関わる女性ホルモンで、過度なストレスによってバランスが崩れると、生理が停止することがあります。
ストレスによる影響で、イライラや不安定な精神状態などの症状もあらわれます。
バランスの取れた食事や十分な睡眠を心がけることが重要です。
ストレスを軽減する方法も取り入れましょう。

甲状腺の病気

甲状腺ホルモンによる病気では、生理が乱れる可能性があります。
バセドウ病や橋本病などは、甲状腺ホルモンの分泌過剰や低下によって生じますが、これらの病気によって生理が不規則になることがあります。
特に、橋本病では乳汁分泌ホルモンの分泌が促進され、生理不順の原因となることがあります。

この病気は20〜40歳の女性に多く見られ、不妊症や流産の原因にもなり得ます
体温の上昇、多汗、痩せる、下痢、情緒不安定などの症状がある場合は、内分泌内科や内分泌代謝科を受診することをおすすめします。


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生理不順を放置した場合のリスク

生理不順を放置してしまうと、どのようなリスクがあるのでしょうか?
以下で解説します。

不妊症

妊娠するかどうかは、排卵の有無が重要です。
排卵があれば、生理不順でも妊娠は可能です。

しかし、排卵日を予測することは難しく、タイミングがわかりにくいと言われています。
また、排卵があっても女性ホルモンの分泌が少ない場合、子宮の状態が悪くなります。
これにより、妊娠に適した環境が整いにくくなり、妊娠しにくい体質や流産のリスクが高まる可能性があります。

したがって、排卵の有無だけでなく、女性ホルモンのバランスも重要な要素となります。

骨粗しょう症

エストロゲンは女性ホルモンの一種であり、骨の新陳代謝を活発化させ、骨密度を高める役割があります。
しかし、生理不順などの理由で女性ホルモンの分泌が減少すると、骨密度の低下が引き起こされます。
この結果、骨が脆くなり、骨折しやすくなる状態が骨粗しょう症です。
骨粗しょう症は、特に更年期以降の女性に多く見られますが、若い年齢でも生理不順などの影響で発症する場合もあります。

子宮体がん

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンという2つの種類があります。
エストロゲンは子宮内膜を成長させる役割を持ち、プロゲステロンはその成長を抑制します。

しかし、生理不順などにより女性ホルモンのバランスが崩れ、エストロゲンの分泌が過剰になると、子宮内膜の過剰な増殖が起こり、がんのリスクが高まる可能性があります
このような状態は、子宮内膜がんや乳がんなどの発生に関連しています。
女性ホルモンのバランスを保つことが重要であり、定期的な検診や適切な治療が必要です。


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生理がこないときの対処法

生理がこないときに、自分でできる対処法を紹介します。

良質な睡眠をとる

十分な睡眠時間を確保し、深く質の良い眠りをとることです。
良質な睡眠は、ホルモンバランスを整えるために不可欠です。

睡眠不足や睡眠の質が低いと、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が増加し、女性ホルモンのバランスが乱れることがあります。
睡眠の質を向上させるためには、寝る前のリラックスした環境づくりや、規則正しい睡眠スケジュールの確保、適切な寝具や寝室の環境整備が重要です。

バランスの良い食生活をする

生理不順には、バランスの取れた食事が重要です。
野菜、果物、穀物、タンパク質、脂質を摂り、特に鉄やカルシウム、ビタミンD、オメガ-3脂肪酸に注目しましょう。

適切なカロリー摂取と食事の規則正しさ、十分な水分摂取、ストレス管理も大切です。
バランスの取れた食事と健康的な生活習慣で生理不順を改善しましょう。

ストレスを解消する

ストレスは、自律神経の乱れやホルモンバランスの崩れを引き起こし、生理不順につながる可能性があります。
日常生活で完全にストレスを排除することは難しいかもしれませんが、安心できる場所や趣味を見つけて、ストレスを軽減する努力をしましょう。

生活の変化に適応しながらストレスと向き合い、体と心の休養をしっかり取ることが大切です。
ストレスを放置すると他の病気の原因にもなるため、ストレス管理は重要です。


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生理がこない場合の婦人科を受診するタイミング

どのタイミングで婦人科を受診したら良いのでしょうか?
以下で解説します。

3ヶ月以上生理がきていないとき

生理が3ヶ月以上遅れる場合、無月経と呼ばれる状態であり、排卵が起こっていない可能性があります。
年齢に関係なく、できるだけ早く婦人科を受診し、医師の診断を受けることが重要です。
無月経を放置すると、重大な病気のリスクが高まる可能性があります

ただし、10代の場合であれば、生理が2年程度しか経っていないため、生理周期が安定していないことが考えられます。
その場合、急いで受診する必要はないとされています。

急なダイエットなどで生理がこなくなったとき

多くの女性が、過度なダイエットによって生理不順になってしまう状況にあります。
過度なダイエットによって栄養不足になると、心臓などの重要な臓器に優先的に栄養が供給されるため、卵巣に栄養が届かなくなる可能性があります
体重減少によって生理が停止した場合、体重を回復させるには時間がかかり、生理不順が長引くことがあります。
なるべく早く医師の受診を心がけましょう。

不規則な生理周期が多いとき

10代の場合、ある程度の期間様子を見ることも考慮されますが、20代以上で妊娠を希望している方は、早めに受診することをおすすめします。
また、生理周期が不安定な場合、予測が難しく旅行などの予定と重なることも多いです。
生理周期の安定化のためにも、早めに婦人科を受診し対策を立てましょう。


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生理がこないことに関するよくある質問

生理周期はどのように計算すれば良いですか?

生理周期の計算方法は、以下の手順です。
生理の始まった日を起点として、カレンダーやスケジュール帳に「1」と記入します。
次の生理が始まるまでの日数を数え、その日数を次の周期の長さとします。
次の周期の始まった日には再び「1」と記入し、前回の周期の終わりから数え始めます。
上記の手順を3回繰り返し、3つの周期の日数の合計を計算します。
合計を3で割ることで、平均的な生理周期が得られます。

生理周期がバラバラで把握できない場合はどうすれば良いですか?

生理周期の計算方法は、生理が始まった日を1日目として次の生理が始まるまでの日数を数えることです。
通常、3ヵ月以上生理が安定している場合は、その期間のデータから平均値を算出し、自分の生理周期を把握できます。
生理周期が不規則な場合は、5ヵ月以上のデータを収集し、平均値や傾向を調べる必要があります
ただし、長期間のデータ収集では安定した周期の場合ほど、参考性が低くなることがあります。

生理前に茶色いおりものがあるのはなぜですか?

生理前には、ピンク色や茶色のおりものが少量混じることがあります。
これは子宮内膜がはがれ始め、経血がおりものに混ざって排出されるためです。
このような状態は生理の正常な現象であり、心配する必要はありません。


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生理がこないことについてのまとめ

ここまで、生理がこないことについて解説してきました。
生理がこないことの要点をまとめると、以下の通りです。

  • 正常な生理周期は、一般的には25日以上38日以内であり、3日から7日間持続するとされている
  • 生理がこない理由には、妊娠や生理不順、過度なダイエット、ストレスなどがある
  • 生理不順を放置すると、不妊症や骨粗しょう症、子宮体がんなどのリスクがあると言われている

これらの情報が、少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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