「食事における咀嚼のメリット」　2022.10

10月になり、美味しいものが多く見られる季節となりました。 ついつい食べ過ぎて、太ってしまわない様にしないといけません。 食事の際に、良く噛んでから飲み込むように促されたご経験がある方は多いのではないでしょうか？ 食事でよく噛むと、下記のような効果が期待されます。 ・食べ物をよく噛み砕く事で、胃腸での消化吸収の負担を軽減されます。 ・口の中の刺激が脳へ伝達され、脳機能の働きを向上させます。 ・口周りや側頭部の筋肉を使うことで、顔周りの浮腫みが軽減されます。 ・唾液が分泌され、歯が保護されます。 ・食べ過ぎを防止できます では、どの様に食事をしたら良いのでしょうか？ 空腹状態で、お腹に早く食べ物を入れたい時は、飲み物で食べ物を流し込みたくなる時が あるかもしれませんが、それでは十分に噛む動作を行えません。十分に噛んだ後の飲み込 み動作をスムーズに行う事が大切です。   口に含む食べ物の大きさは小さ目で、前歯で噛み砕いたら、両側の奥歯へ食べ物を移動し ます。奥歯を使い口の中から食べ物が自然に溶けてしまうくらい噛みます。噛む際に箸を 箸置きに戻し、会話を控えると落ち着いて噛む動作に集中できます。