座位でのバランス練習 こんにちは、理学療法士の有本です。 姿勢を崩したときに転倒しないように姿勢を立ち直す動きをバランス反応と言います。自分の姿勢が崩れた時、視覚や耳の中の三半規管、全身の感覚等から得られた情報を脳や脊髄が受けて、姿勢を立ちなおそうとする運動命令が全身の筋肉へいき、バランス反応が起こります。 この時、姿勢の崩れに対抗する動き、倒れる反対側へ身体を曲げる動き、頭や腕・足の重さを利用してバランスをとろうとする動きがバランス反応と言います。バランス反応は転倒防止に貢献するので、ご自身のバランス反応の状況について確認してはいかがでしょうか? 転倒防止に関連するバランス反応というと、立位姿勢を思い浮かべると思いますが、立位よりも基礎となる座位姿勢におけるバランス練習からお伝えして参ります。座った姿勢は主に骨盤から頭までの身体能力が要求されやすくなります。 硬めのベッドに座り、背筋を正し、一側の臀部に体重を乗せるように重心移動をすると、首や体幹が弓なりにしなり、バランス反応が出現します。この時、両肩や骨盤、頭の位置は水平を維持するようにして下さい。バランスを崩して側方に倒れる事は防ぎたいので、ご心配であれば、重心移動側の手をベッドに触れるギリギリに浮かしておくと安心です。 座位姿勢で側方重心移動が可能になったら、対側のふとももを少し持ち上げると、一層バランス反応が出現します。 尚、練習の際には安全を最優先し、痛みや違和感、痺れなど、お身体に不調が疑われる際には決してご無理はなさらないで下さい。
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