今回は「肩凝り」とはについてお話しします。

こんにちは。
鍼灸・マッサージ師の関根です。

肩凝りという言葉は日常的に耳にしますが、肩凝りとはどんな状態でしょう。何らかの原因により肩周辺の血行が悪くなり疲労物質が蓄積し、蓄積された疲労物質によって神経が刺激され肩凝りの症状を引き起こします。主な原因としては姿勢の悪さ、運動不足、冷え、ストレス、自律神経の乱れ、眼精疲労などがあります。主な肩凝りの症状としては痛み、重だるい、突っ張りなどが挙げられますが、酷くなってくると頭痛、吐き気、めまい、耳鳴りを伴うこともあります。

肩周辺の筋肉が硬い=肩凝りと思っている方が多いと思いますが、硬いからといって必ずしも肩凝りとは限りません。肩の筋肉が硬くても痛みや不快感などの症状がない場合は肩凝りとは言えないでしょう。逆に肩の筋肉が硬くなくても肩凝りの症状を訴える人もいます。

重大な病気が原因で起こる肩凝りもありますので注意が必要です。注意を要する肩凝りの特徴としては、突然の激しい肩凝り、しびれや脱力感、言葉のもつれ、発熱、胸の痛み、 夜間痛、手足の麻痺や筋力低下などがあります。以上のような症状を伴う場合は早急に医師の診察を受けてください。

                       鍼灸・マッサージ師 関根 達也
mail