ピルは生理周期を整えるほか、避妊薬として使用することもある医薬品です。
ピルの服用を検討している方は、いったいどのような方法でピルの処方を受けられるのでしょうか?
また、実際にピルを服用する際の効果や費用についても気になります。
本記事では、ピルの処方や服用による効果・費用などについて、以下の点を中心にご紹介します。
- ピルの購入方法
- ピルの効果
- ピルの費用
ピルの処方や効果・費用について正しく理解するためにも、ご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
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ピルとは

ピルとは、女性が妊娠を避けるために服用する経口避妊薬のことです。
ピルには、低用量ピル・中用量ピル・超低用量ピル・アフターピルなどの種類があり、それぞれの種類によってホルモンの含有量や効果が異なります。
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ピルを処方してもらうには

実際にピルを服用するためには、ピルを処方してもらう必要があります。
ドラッグストア・クリニック・オンラインでのピルの入手方法をご紹介します。
ドラッグストア
ドラッグストアでは、ピルの処方は受けられません。
ピルは医師の処方箋が必要であり、病院やオンライン診療サービスで処方してもらう必要があります。
クリニック
クリニックでは、ピルの処方を受けられます。
ピルは医師の処方箋が必要であり、病院やクリニックで処方してもらう必要があります。
オンライン診療
オンライン診療でも、ピルの処方を受けられます。
オンライン診療サービスを利用する場合、医師とのやり取りがオンライン上で行われるため、病院に通院する必要がなく、自宅で手軽に受診できます。
また、オンライン診療サービスによっては、定期的にピルを配送してくれるサービスを提供している場合もあります。
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ピルの種類

ピルにはさまざまな種類があります。
ここからは、低用量ピル・中用量ピル・超低用量ピル・ミニピル・アフターピルなどのピルの種類について、それぞれの特徴を詳しくご紹介します。
低用量ピル
低用量ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2種類の女性ホルモンが配合された経口避妊薬です。
毎日服用することにより排卵を抑制し、受精卵の着床を防ぐほか、子宮内に精子が入り込むのを予防する効果があります。
低用量ピルは、月経困難症や子宮内膜症などの治療目的で処方された場合は保険適用されますが、避妊目的で処方された場合は保険適用外となります。
中用量ピル
中用量ピルは、低用量ピルよりもホルモンの含有量が多く、排卵を抑制する効果が期待されるため、月経困難症や子宮内膜症などの治療目的で処方されることがあります。
中用量ピルには、ノアルテン、エストロピール、ノルレボ、シンフェーズTなどの種類があり、保険適用になる場合とならない場合があります。
超低用量ピル
超低用量ピルは、低用量ピルよりもホルモンの含有量が少なく、吐き気や下痢・頭痛などの副作用の症状が軽い可能性があります。
超低用量ピルには、フリウェルULD、マーベロン21、ヤーズなどの種類があり、保険適用になる場合とならない場合があります。
ミニピル
ミニピルとは、プロゲステロンのみを含む低用量ピルのことです。
通常の低用量ピルには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が含まれていますが、ミニピルにはプロゲステロンのみが含まれています。
ミニピルは、従来の低用量ピルに比べて血栓症のリスクが低減されていることから、これまでピルの服用ができなかった方も使用でき、正しく服用すれば低用量ピルと同等の避妊効果が期待できると言われています。
ミニピルは、含有するホルモン量が少ないため、不正出血が起こりやすいという特徴があります。
アフターピル
アフターピルは、医療用医薬品であり、薬局やドラッグストアでは購入できず、またインターネットで購入することも推奨されていません。
アフターピルは医師の診察が必要であるため、対面診療やオンライン診察を受けた上で処方してもらいましょう。
アフターピルは、避妊に失敗した場合や、性的暴力の被害者が妊娠を防ぐ場合などに使用され、性交後72時間以内に服用する必要があります。
服用の際は、副作用が出ることもが報告されているため、医師の指示に従って服用する必要があります。
日本ではウリプリスタールが承認されており、オンラインピル診療サービスによって簡単に受診することが可能です。
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ピルの効果

続いて、ピルを服用した際にはどのような効果が得られるのか、代表的な4つの効果についてご紹介します。
月経困難症・PMSの改善
ピルには、月経困難症やPMSの改善効果があるとされています。
超低用量ピルについては、含まれている卵胞ホルモンの量が低いため、低用量ピルと比べて吐き気や下痢、頭痛などの副作用の症状が軽い可能性があります。
ただし、副作用は個人差があるため、医師に相談することが重要です。
避妊効果
ピルには、避妊効果があります。
低用量ピルと超低用量ピルの違いは、卵胞ホルモン(エストロゲン)の含有量と含有成分です。
なお、超低用量ピルの避妊効果に関しては、医師によって見解がやや分かれるため、クリニックやオンライン診療で医師に相談しましょう。
生理不順の改善
ピルには、生理不順の改善効果があるとされています。
ピルは、エストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンが配合された薬で、低用量ピルは、生理不順だけでなく、PMS緩和にも効果があるとされています。
生理日の移動
ピルによって、生理日を移動できます。
低用量ピルや中用量ピルを用いて、生理を早めることも遅らせることもできます。
ピルによる生理移動には、胃痛や怠さといった副作用があらわれることがあります。
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ピルの服用方法

実際にピルを服用するときは、どのような方法で服用すれば良いのか、疑問に感じる方も少なくありません。
ここからは、ピルの服用方法についてご紹介します。
Sundayスタート
Sundayスタートは、月経が始まって最初の日曜日から服用を開始する方法で、週末に月経が来ないようになるというメリットがあります。
ただし、服用を開始して最初の1週間は避妊効果が発揮されない場合があるため、他の避妊法を併用する必要があります。
ピルの服用法によって、避妊効果が発揮される期間が異なりますが、Sundayスタートの場合は、服用開始から7日目以降に避妊効果が期待できます。
Day1スタート
Day1スタートは、月経が始まった第1日目から服用を開始する方法です。
Day1スタートの場合、服用1日目から避妊効果が期待できます。
ただし、1日目から効果があるといっても、毎日正しく服用することが重要であり、毎日飲み続けることで避妊効果が持続します。
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ピルの副作用

ピルは、頭痛や吐き気、不正出血、下痢や便秘、血栓症などの副作用がでる場合があり、配合されているホルモンの量が多いものほど副作用が出やすいと言われています。
ただ副作用がでたとしても、ピルを服用し続けることで体内のホルモンバランスが整い、副作用は和らぐことが多いため、まずは継続して飲み続けることが大切です。
副作用が長期間続いたり症状が重かったりする場合は、医師に相談しましょう。
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ピルの費用

ピルの相場は1ヶ月あたり2,000円〜1万5,000円程度と言われています。
月経困難症や子宮内膜症を患っていて治療が必要と判断された場合、ピルの処方には保険が適用されるため、どのクリニックで処方されたとしても費用は変わりません。
一方、治療以外の避妊や生理不順の改善などを目的とする場合は保険適用されず、クリニックによって費用は異なり、費用は全額自己負担となります。
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ピルと他の薬との飲み合わせについて

ピルを服用しているとき、他の薬やサプリメントの飲み合わせには注意が必要です。
低用量ピルには、併用してはいけない薬や、併用するとピルの作用に影響を及ぼす薬などがあります。
例えば、C型肝炎の薬であるヴィキラックス配合錠は、ピルとの飲み合わせが禁止されています。
また、乳がんや子宮体がんの治療で血栓症を防ぐ薬を飲んでいる場合も、ピルは服用できません。
ピルの効果を弱める薬やサプリメントにも注意が必要です。
例えば、胃潰瘍の薬を長期的に服用していると、ピルによる頭痛や吐き気などの副作用が強くあらわれる場合があります。
市販薬やサプリメントで飲み合わせに不安を感じる場合は、薬局の薬剤師や医療相談室で相談するようにしましょう。
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ピルの処方に関するよくある質問

ここからは、ピルの処方に関するよくある質問をご紹介します。
妊娠に影響はありますか?
ピルを長期間服用していても、ピル中止後の妊娠には影響しないとされています。
ピルはホルモン量を調整し、排卵を抑制することで避妊効果が得られる薬ですが、妊娠する機能がなくなるわけではありません。
ピルの服用を止めると、月経周期が回復して排卵がおこるようになり、妊娠が可能です。
太らないか心配です。
ピルの服用による体重の増加に、直接的な関係はないとされています。
ピルで太ると言われる理由は、むくみや食欲増進によるものです。
むくみや食欲増進が気になる場合は、血行を良くしてむくみを解消する、食生活を改善して食べ過ぎないようにする、ピルを別の種類に変えるなどの対策を試しましょう。
お酒は飲めますか?
ピル服用中にお酒を飲んでも、薬の効果に影響はないとされています。
ただ、ピルは毎日一定の決まった時間に服用することが重要であるため、お酒を飲みすぎてピルを飲み忘れないよう注意することが重要です。
また、ピルの服用から3時間以内に嘔吐した場合や下痢をした場合は、薬が十分に吸収されず効果が薄れる可能性があるため注意が必要です。
生理が止まってしまいました。どうすればよいですか?
ピルを服用している場合、生理が止まることがあります。
ピルはホルモンバランスを整えるため、生理不順の改善にもつながるとされています。
ただし、ピルの服用中に生理がきた場合は、医師に相談することが重要です。
服用初期や休薬期間中の出血はそのまま服用を続けても問題ないことが多いですが、実薬服用中の不正出血や、飲み忘れにより消退出血が起こった場合は医師の診察を受けるようにしましょう。
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まとめ

ここまで、ピルの処方についてお伝えしてきました。
ピルの効果だけでなく、副作用についても理解して服用することが大切です。
ピルの処方についての要点をまとめると、以下の通りです。
- ピルはドラッグストアでは購入できず、クリニックやオンラインで診察を受け処方してもらう必要がある
- ピルには、月経困難症や生理不順の改善、避妊、生理日の移動などの効果がある
- ピルの相場は1ヶ月あたり2,000〜1万5,000円だが、保険適用される場合とされない場合によって異なる
これらの情報が、少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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