漢方ってダイエットに使えるの?漢方を服用する際に注意すべき点は?
このように漢方によるダイエットについて知りたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
本記事では、以下の内容をご紹介します。
- 漢方によるダイエット効果について
- 漢方薬を選ぶ際の注意点
- 服用する際の注意点
ダイエットで漢方の服用を考えている方は、参考にしてみてください。
ぜひ最後までご覧ください。
漢方により期待できるダイエット効果
漢方薬には、ダイエット効果が期待できます。
漢方薬は、体全体のバランスを整えることで、肥満につながる身体の不調を改善できます。
漢方薬には、便秘やむくみの改善、疲労感の回復など、さまざまな効果があります。
漢方薬は、身体の声を聞き、根本から原因を考え、肥満の特徴や体質に合わせ、痩せやすくリバウンドしにくい身体に改善していきます。
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漢方がダイエットにおすすめである理由
漢方薬には、ダイエットにオススメな理由がいくつかあります。
漢方薬は、むくみ、冷え、便秘、膨満感などの調子が悪い状態を改善することに長けています。
これらに不調がある人は、体重がなかなか減らないことがよくあります。
冷え症が改善すると、基礎代謝量が上がります。
これによって食事によるダイエット効果がより出やすくなります。
また、むくみのある人の水分代謝が改善されると、体が軽くなったり疲れにくくなったりします。
これによって運動によるダイエット効果が出やすくなります。
ダイエットをする際には、食事や運動と漢方薬を併用すると、ダイエットの効果が増す可能性があるとされています。
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ダイエット効果が期待できる漢方薬
漢方薬は、古代中国で生まれた伝統的な医療方法であり、その中にはダイエット効果が期待できるものも存在します。
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)は、漢方薬の一種であり、古くから利用されている薬剤です。以下に、防風通聖散について解説します。
【特徴と効果】
防風通聖散は、風邪や消化不良などの症状の改善に効果が期待できます。主な成分には、防風(ボウフウ)や桂皮(ケイヒ)、大黄(ダイオウ)などが含まれており、風邪や湿気による体内のバランスの乱れを整え、消化促進や排便の改善を促します。また、体内の熱を冷ます効果もあり、発汗や解熱作用も期待されます。
【こんな人におすすめ】
防風通聖散は、以下のような症状や体質の方におすすめです。
風邪や寒さによる体の冷えや冷え性の改善を希望する方
消化不良や胃腸の弱さを感じる方
便秘や腹部膨満感などの排便トラブルを抱える方
【注意点】
防風通聖散の使用にあたっては、以下の注意点を順守する必要があります。妊娠中や授乳中の方、小児や高齢者は医師に相談してから使用しましょう。
アレルギー反応や副作用が現れた場合は、直ちに使用を中止し医師に相談してください。
他の薬剤との併用による相互作用の可能性があるため、他の薬を使用している場合は医師や薬剤師に相談しましょう。
防風通聖散は自然由来の漢方薬ですが、個人の体質や症状によって効果や副作用の現れ方が異なる場合があります。そのため、使用前に医師や薬剤師と相談し、適切な用量や使用期間を確認することが重要です。自己判断や過剰摂取は避け、指示通りに使用しましょう。
防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)
防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)は、漢方薬の一種であり、古くから使われてきた伝統的な処方です。以下に解説していきます。
【特徴】
防己黄耆湯は、漢方薬の中でも補気(補う作用)と解毒(毒素排出作用)の作用が期待される処方です。主な成分として防風(ぼうふう)、川芎(せんきゅう)、黄耆(おうぎ)などが含まれています。
【効果】
防己黄耆湯の主な効果は、体力の低下や疲労感の改善、免疫力の向上、体内の毒素排出促進です。また、血液循環の促進や冷え性の改善にも効果が期待できます。漢方の考え方では、気や血の循環が滞ることが体の不調や病気の原因とされ、防己黄耆湯はそれらの問題を改善するために使用されます。
【こんな人におすすめ】
・体力が低下し疲れやすい人
・免疫力を向上させたい人
・冷え性で悩んでいる人
・体内の毒素を排出したい人
【注意点】
防己黄耆湯は、以下の点に留意する必要があります。
・薬剤師や医師の指導のもとで使用することを推奨します。
・個人によって効果や副作用が異なる場合がありますので、体質や体調に合わせた使用が必要です。
・他の薬剤との併用時には相互作用に注意が必要ですので、医師に相談してください。
・妊娠中や授乳中の人は使用前に医師に相談してください。
防己黄耆湯は漢方薬として古くから使用されており、体力低下や免疫力向上、毒素排出などの効果が期待されます。しかし、個人の体質や症状によって効果や副作用が異なるため、医療の専門家に相談し、適切な使用を心がけましょう。
大柴胡湯(だいさいことう)
大柴胡湯(だいさいことう)は、漢方薬の一種であり、古くから中国で使用されてきた処方です。以下で解説していきます。
【特徴】
大柴胡湯は、主に肝臓や胆のうに関連する症状を改善するために使用されます。処方には、柴胡(さいこ)や黄連(おうれん)などの漢方成分が含まれており、体内のエネルギーの流れを調整し、肝臓の働きを活性化させます。また、消化不良やストレスによる不快感を緩和する効果も期待できます。
【効果】
大柴胡湯の主な効果は、肝機能の改善と消化不良の緩和です。肝臓の働きを調整することで、イライラや不安感、不眠などのストレス関連症状の改善にも役立ちます。
【こんな人におすすめ】
大柴胡湯は、以下のような症状を抱える人におすすめです。
ストレスやイライラが原因で不眠症や不安感がある人
消化不良や胃もたれ、食欲不振がある人
肝機能の改善を目指したい人
インフルエンザや風邪などの初期症状がある人
【注意点】
大柴胡湯を使用する際には、以下の点に注意する必要があります。
漢方薬は個人に合わせた処方が必要なため、医療機関での診断と処方箋を受けることが重要です。
妊娠中や授乳中の人は、医師と相談することが必要です。
アレルギー反応が起きる場合があるため、過去のアレルギー歴や薬物アレルギーの有無を伝えることが重要です。
他の薬との併用による相互作用がある可能性があるため、他の薬を使用している場合注意が必要です。
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)は、伝統的な漢方薬の一つであり、さまざまな健康問題に対して使用されることがあります。以下で解説していきます。
【特徴と効果】
桃核承気湯は、主に「肺気虚(ふうききょ)」や「咳(せき)」、「虚弱体質」などの症状に効果が期待されます。この漢方薬は、桃仁(とうにん)、麦門冬(ばくもんとう)、甘草(かんぞう)などの天然成分から作られており、気の滞りを改善し、体内のバランスを整える働きがあります。
【こんな人におすすめ】
桃核承気湯は、以下のような人におすすめです。
慢性的な咳や喘息の症状がある人
肺気虚による疲労感や虚弱感がある人
風邪や気管支炎の予防や回復をサポートしたい人
【注意点】
桃核承気湯を使用する際には、以下の点に留意する必要があります。
漢方薬は個人によって効果や副作用の感じ方が異なるため、医師や薬剤師の指導のもとで使用することが重要です。
妊娠中や授乳中の人、または重度の症状や合併症がある人は、医師と相談して使用するようにしてください。
漢方薬は一般的には自然由来の成分ですが、アレルギー反応や相互作用のリスクがある場合があります。他の薬剤やサプリメントとの併用時には注意が必要です。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、漢方薬の一つであり、中国の伝統的な処方の一つです。以下は、桂枝茯苓丸に関する特徴、効果、おすすめの人、注意点についての情報です。
【特徴】
桂枝茯苓丸は、桂枝(けいし)と茯苓(ぶくりょう)を主成分とする漢方薬です。桂枝は体内の血液循環を促進し、茯苓は体内の水分代謝を調節する効果が期待されます。この組み合わせにより、体内の血行や水分バランスを整え、体調が改善します。
【効果】
桂枝茯苓丸は、体の冷えやむくみ、体力の低下などに伴うさまざまな症状の改善に効きます。具体的な効果としては、身体の温め効果、血行促進、むくみの解消、疲労回復などが挙げられます。
【こんな人におすすめ】
桂枝茯苓丸は、寒さに弱く、手足が冷えやすい人やむくみが気になる人、疲労感がある人におすすめです。
【注意点】
桂枝茯苓丸は漢方薬であり、個人によって効果や副作用の感じ方が異なる場合があります。また、他の薬との併用や妊娠中の使用には注意が必要です。桂枝茯苓丸を使用する前には、医師や薬剤師に相談し、適切な用法や用量を確認することが重要です。また、アレルギーや既往症がある場合には特に注意が必要です。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は、漢方薬の一つであり、女性の婦人科疾患に対して利用されることが多いです。以下で解説していきます。
【特徴】
当帰芍薬散は、当帰(とうき)と芍薬(しゃくやく)を主成分とする漢方薬であり、血の滞りや冷えによる不調を改善する効果が期待できます。
【効果】
当帰芍薬散の主な効果としては、血のめぐりを促進し、血行不良による腹部の痛みや冷えを改善することが挙げられます。また、ホルモンバランスの調整や子宮の強壮作用もあり、生理不順や月経痛の緩和にも効果が期待できます。
【こんな人におすすめ】
当帰芍薬散は、主に以下のような症状を抱える女性におすすめです。
生理不順や月経痛でお悩みの方
更年期障害によるホルモンバランスの乱れが気になる方
冷え性や血行不良による腹部の痛みを感じる方
【注意点】
当帰芍薬散を使用する際には、以下の注意点に留意する必要があります。
他の漢方薬や一般的な薬との併用による相互作用がある場合があるため、医師に相談することが重要です。
妊娠中や授乳中の方は使用を避けるべきです。妊娠の可能性がある場合は特に注意が必要です。
副作用として、稀に下痢や吐き気などの消化器症状が現れることがあります。
以上が当帰芍薬散に関する特徴、効果、おすすめの人、注意点です。
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ダイエット向け漢方の選び方
ダイエットに用いられる漢方は、どのように選べばよいのでしょうか。
以下で詳しく見ていきましょう。
体質や食習慣にあっている
漢方薬を選ぶ際には、自分の体質に合ったものを選ぶことが重要です。
例えば、体力があり、食欲旺盛で腹部の脂肪が多い人には、「防己黄耆湯」が適しています。
一方、冷え症の人や胃腸が弱い人には、服用が適していない漢方薬もあります。
「ビスラットゴールドEX」は、胃腸が弱く、吐き気や下痢のある人や妊娠中の人には適していません。
また、「ツムラ漢方桃核承気湯エキス顆粒」は、食塩の摂取制限のある人や軟便や下痢のある人、妊娠中の人には適していません。
「当帰芍薬散」は、体力が虚弱で冷え症で貧血気味、疲労しやすい人に適しています。
飲みやすさ・続けやすさ
漢方薬は、一般的には苦味があるため、飲みにくいと感じる人もいるかもしれません。
しかし、最近では顆粒タイプや錠剤タイプの漢方薬も販売されており、飲みやすくなっています。
また、漢方薬は一般的に副作用が少ないため、安心して飲めます。
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漢方薬の選ぶ際の注意点
漢方薬を選ぶ際の注意点には、どのようなものがあるでしょうか。
以下で詳しく見ていきましょう。
ネットの情報は冷静に読む
漢方薬は、体質や症状に合わせて処方されるものであり、自己判断で使用することは避けるべきです。
また、漢方薬には副作用がでる場合があり、医師の指示に従って使用する必要があります。
ダイエットに関する情報は、特に注意が必要です。
多くの情報があり、その中には科学的根拠がないものも含まれています。
ダイエットに関する情報を収集する場合は、信頼できる情報源から入手することが重要です。
痩せられない原因を探る
漢方薬は、体質を改善して痩せやすくするのが効果であり、直接的に痩せる効果を生み出すことは難しいとされています。
漢方薬を服用しても、急激に体重が落ちたり、服用するだけで簡単に痩せられたりすることはありません。
漢方薬は、痩せることのみを目的に処方される薬ではないため、痩せられない場合もあります。
「防風通聖散」は、服用してすぐに効果がでる薬ではなく、2週間~1か月は服用する必要があります。
体重だけにとらわれない
漢方薬を使用する際には、体重だけにとらわれず、体質改善を目的とすることが重要です。
漢方薬は、直接的なダイエット効果は乏しいとされています。
漢方薬は、体質に合わせた方法でアプローチすることで、痩せにくい原因にアプローチし、体質改善を促します。
漢方薬を服用する前には、医師に相談し、適切な方法で使用することが重要です。
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漢方薬を使う上での注意点
漢方薬を使用する際には、専門医による問診や診察が必要です。
漢方薬は、天然の植物や鉱物、動物などから作られた生薬を組み合わせて作られており、1つの薬で複数の症状を和らげます。
西洋薬とは異なり、漢方薬は体質や体力に合わせて処方されます。
漢方内科を受診し、自覚症状や体の状態を問診され、舌診、脈診、腹診などの診察を受けることで、体質や体力を見極めて適切な漢方薬が処方されます。
漢方薬を服用する際には、飲み方にも注意が必要です。
漢方薬は、水やお湯で飲むことが一般的ですが、一部の漢方薬は、食前・食後、空腹時・満腹時など、服用するタイミングによって効果が変わる場合があります。
また、漢方薬と一緒に他の薬を服用する場合には、相互作用によって副作用が生じる可能性があるため、専門医に相談することが重要です。
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漢方の力で体質改善するには
漢方薬は、体質改善に効果的な方法の1つです。
漢方では、体質を6つのタイプに分け、体質によってなりやすい症状や対処法が決まっています。
漢方薬は、虚証は補い、実証は排泄することで、五臓や気血の不足を補い、瘀血や水毒は排泄することで、さまざまな体質を根本から正常に戻していきます。
漢方薬で体質改善するためには、まず自分の体質の傾向を知る必要があります。
漢方では、「気」「血」「水」の全てがバランスよくめぐる状態を健康と捉えます。
気は生命の根源の基本となるエネルギーであり、血は体内をめぐる血液と似た役割を果たします。
水は血液以外のリンパ液や唾液など「体内の透明な液体」すべてを指します。これらの要素がバランスよくめぐる状態を健康と捉え、体の不調を知る目安となるため、しっかりとチェックする必要があります。
漢方薬で体質改善するためには、自分に当てはまる症状によって、最適な漢方薬を診断することが重要です。
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漢方を用いたダイエットに関するよくある質問
漢方を用いたダイエットについての質問には、どのようなものがあるでしょうか。
以下で詳しく見ていきましょう。
漢方薬は飲みにくいですか?
漢方薬は一般的に苦く、飲みにくいとされています。
しかし、漢方薬を飲みやすくする方法がいくつかあります。
1つは、お湯でエキス顆粒製剤を溶かす方法です。
これは、煎じた漢方薬を長期保存したり、流通しやすくするためにできたもので、お湯で溶かすことにより、本来の煎じた漢方薬になります。
また、オブラートに漢方薬を包んで飲む方法もあります。
オブラートにつつんで、少量の水をいれたコップに入れ、3秒ほどでオブラートがゼリー状になるのでそれを服用できます。漢方の服用ゼリーもあります。
漢方薬を飲む際には、水または白湯で飲むようにしましょう。
ジュースや牛乳、お茶で服用すると薬の吸収に悪影響を及ぼす可能性があるためです。
また、漢方薬は体に合った適切なものを適切な量服用することで、初めて本来の効果を発揮します。
漢方のプロである医師や薬剤師のサポートのもと、正しく服用しましょう。
漢方薬はどのくらいで効果が出ますか?
漢方薬によるダイエット効果が現れるまでの期間は、最低でも1か月程度の継続が必要とされています。
ただし、中には10分以内に効果が出るものもあるとされています。
漢方薬は体質を改善して痩せやすくすることが目的であり、直接的な効果は乏しいとされています。
また、漢方薬には飲み合わせの悪い薬やサプリメント、相性の悪い疾患などがあるため、よく確認することが重要です。
漢方薬の価格は高いイメージがあります。
漢方薬の値段は、処方箋が必要な場合は保険適用になるため、比較的安価になることがあります。
ただし、保険適用外の場合や、漢方薬局での購入の場合は、値段が高くなることがあります。
漢方薬の値段は、1日分単位で設定されることが多く、煎じ薬の場合は1日分500円~1,000円程度が目安とされています。
ただし、漢方薬によって値段は異なり、100gで6,050円のものもある一方、最安値で763円のものもあるようです。
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まとめ
ここまでダイエット向けの漢方薬に関する内容をお伝えしてきました。
本記事の内容は以下の通りです。
- 漢方薬はダイエットに直接の効果はないが、体質改善など潜在的な面で効果がある
- 漢方薬を選ぶ際は、自分の体質や飲み続けられるかを考慮するべきである
- 漢方薬も医師の処方が必要な場合があり、用法用量を守って服用すべきである
漢方薬を使用したダイエットをする際に、参考にしていただけると幸いです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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