投稿日時:2020/02/19(水) 12:00

新型肺炎の予防について(院長声明)

とにかく手の消毒が一番大切です!!

● 世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスに感染しないよう予防する方法を、今日までに出ている情報をもとに考えてみました。 まず、コロナウィルス自体はもともとあったものですが、今回は型の違うものが発生しており、皆さん免疫を持っていません。だから感染しやすいのです。重症化すると肺炎になる恐れもあり、致死率もやや高めのようです。 ● 問題はこのウィルスに対する治療薬とワクチンがまだ製造されていないことにあります。いまのところ対症療法しか手の施しようがありません。しかしながら、不幸中にも朗報はあるもので、ひとつは子供の重症例がほとんどないこと、もう一つはアルコール消毒でこのウィルスは死滅するということです。 ここが肝心で、ウィルスはほぼ粘膜から感染するところ、人が露出している粘膜はわずか6つです。 目、耳、鼻、口、陰部、肛門  以上6か所。ここをガードすることが最大の防御策です。 ● まず、耳からの感染は可能性が低く、目は眼鏡かゴーグルで、口と鼻はマスクの装着を。陰部・肛門はトイレの後だけでなく、前にも手を消毒しておくことをお勧めします。 次にマスクなどに頼りすぎて、手の消毒をしないで装着したものや鼻や口を直接手で触ったりすると危険です。顔の近くに手を持ってくるときは危険を意識付けし、無意識でもとにかく手の消毒を怠っていなければ危険は下げられます。 ● とにかく手の消毒を常に怠らないことです。わたしは、手からの粘膜感染がほとんどとみているので、常にアルコール消毒を持ち歩いています。当院では予防対策のため、一日20パックのアルコール消毒綿を作り、皆さまに無償で提供いたします。ご来院時に受付でご確認ください。このアルコール綿パックは何度でも使えてとても有効なアイテムです。 とにかく手の消毒が一番大切です!!
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