投稿日時:2015/02/20(Fri) 12:00

毎日3食食べなければいけないとよく言われるが

特に朝食で言われますが、本当にそうなのでしょうか?ざっくり検討します。
① 人類が始まってから99.99%の時代は1日2食だったという事実。産業革命以前は、ごく一部のひとを除いては、ろうそくや行燈を買うお金もなく暗くなったらただ寝るだけだった。当然日が落ちるまでの明るい間にすべての食事をするため、基本は1日2食。
② 産業革命後、需要を伸ばすために食品産業界が筆頭となって、1日3食というプロパガンダを掲げて、こぞって朝食の重要性を説き、CMを打ったのが3食の始まりと言われている。ポパイの缶詰もその宣伝だったらしい。
③ 朝食はBreakfastというように「断食を断つ」という意味である。断食は胃腸を休ませることに意義がある。朝食を摂るとおなかが痛くなる、あまり食べたくない、コーヒーか水で十分という方も多い。しかしその方のほうが人類の歴史の中では多数派かも。決して間違ってはいないはず。
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