物理療法機のおはなし 2018.6

こんにちは。理学療法士の澤木です。   今回は物理療法についてお話します。特に当院にある物理療法機器を中心にお話ししたいと思います。   まず物理療法とは何かというと、物理エネルギーを加えて生理的および生化学的変化が起越して治療をするものをいいます。物理エネルギーとして挙げられるものは温熱・寒冷・電気刺激・超音波・レーザー光線・牽引などがあります。これらを用いて血液循環の改善を図ったり、筋の緊張緩和を行い痛みを除去、軽減するというものです。当院にある物理療法機器としては干渉波治療器、SSP治療器、テクトロン、キセノン、スーパーライザー、マイクロ波温熱器、ホットパック、牽引療法器、ウォーターベッドがあります。今回は、干渉波、SSP、テクトロン、キセノンについてご説明します。   •       干渉波治療器 :効果としては疼痛緩和作用があり、筋を収縮させ、血流を促進させて痛みの物質を取り除きます •       SSP治療器 :SSP=Silver Spike Pointと呼ばれる特殊な金属電極を用いた経皮的ツボ電気刺激(TEAS)です。 •       テクトロン :高周波電流を使用し、皮膚刺激が少なく、より深部まで通電できるものです。筋肉の収縮による気持ちの良いマッサージ効果が得られます。 •       キセノン :キセノンが発する光のうち,近赤外線を利用して各種の痛みや腫脹を改善します。   以上4っつの治療器について説明させていただきました。このような効果がありますので、患者様の症状に合わせて実施しています。   また次回はそのほかの治療器についてご説明いたします。

澤木弘之

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