投稿日時:2026/08/20(木) 12:12
こんにちは、理学療法士の有本です。
今月のリハビリコラムは「大腿骨頚部骨折」についてお話させて頂きます。
【大腿骨頚部骨折とは】
骨盤の中に入り込むように大腿骨の端には、“骨頭”という球状の骨があります。骨頭 のくびれた部分を頚部といいます。この頚部の骨折を大腿骨頚部骨折といいます。 大腿骨頚部骨折には内側骨折と外側骨折があります。大腿骨頚部内側骨折は、骨が脆 くなった病気がある高齢者に多く発生し、骨の治りが難しい骨折です。大腿骨頚部外 側骨折は、受傷時の患部にかかった外力は強いことが多いです。
【検査】
高齢者が転倒後に立てなくなった、股関節に強い痛みを訴えていたら、この骨折を疑 いレントゲン、CTやMRIで診断する場合もあります。
【治療】
骨折が大腿骨頚部の内側か外側か、また重症度、患者様の全身状態によって、保存療 法になるか手術療法になるか主治医と患者様とで検討されると思います。 手術療法の場合、骨折部位の骨に金属で補強する骨接合術と、股関節の一部または全 部を人工関節に交換する方法等があります。
【リハビリ】
骨折の程度や治療方針によって患部強度は異なり、早期から荷重練習する場合もあれ ば、痛みに配慮しつつ徐々に荷重練習を行う場合もあります。また、関節可動域練習 も同様です。リハビリ開始時には患者様がお気づきの症状の程度や日常生活動作にお ける制限等について教えていただき、それらも配慮した上で、可能な限り身辺動作自 立度の向上を図ってまいります。
【再発予防】
再発予防には①転倒を防ぐ運動、②定期的な骨の強度の検診、③住環境整備が挙げら れます。
①転倒を防ぐ運動 起立動作や歩行、段差昇降に必要な足腰の筋力強化、立位での重心移動練習、片脚立 位練習などが挙げられます。ご自身の課題が何であるか把握し、安全に運動を行うた めに注意するべきポイントについてご説明を受けた上で取り組んで頂けるとよろしい かと思われます。
②定期的な骨粗鬆症検診 加齢とともに骨密度の低下が進行していた場合、生活の些細な動作で骨折をしてしま うことがあります。骨折をする前にご自身の身体状況を把握し、住環境整備をするこ とで、お身体への負担軽減を図ることは可能かと思われます。
③住環境整備 住み慣れた屋内での転倒は多くみられます。居室内の小さな段差に躓いて転倒する場 合があります。段差解消や手すり設置により生活動線が安全になることもあります。
今月のリハビリコラムは「大腿骨頚部骨折」についてお話させて頂きます。
【大腿骨頚部骨折とは】
骨盤の中に入り込むように大腿骨の端には、“骨頭”という球状の骨があります。骨頭 のくびれた部分を頚部といいます。この頚部の骨折を大腿骨頚部骨折といいます。 大腿骨頚部骨折には内側骨折と外側骨折があります。大腿骨頚部内側骨折は、骨が脆 くなった病気がある高齢者に多く発生し、骨の治りが難しい骨折です。大腿骨頚部外 側骨折は、受傷時の患部にかかった外力は強いことが多いです。
【検査】
高齢者が転倒後に立てなくなった、股関節に強い痛みを訴えていたら、この骨折を疑 いレントゲン、CTやMRIで診断する場合もあります。
【治療】
骨折が大腿骨頚部の内側か外側か、また重症度、患者様の全身状態によって、保存療 法になるか手術療法になるか主治医と患者様とで検討されると思います。 手術療法の場合、骨折部位の骨に金属で補強する骨接合術と、股関節の一部または全 部を人工関節に交換する方法等があります。
【リハビリ】
骨折の程度や治療方針によって患部強度は異なり、早期から荷重練習する場合もあれ ば、痛みに配慮しつつ徐々に荷重練習を行う場合もあります。また、関節可動域練習 も同様です。リハビリ開始時には患者様がお気づきの症状の程度や日常生活動作にお ける制限等について教えていただき、それらも配慮した上で、可能な限り身辺動作自 立度の向上を図ってまいります。
【再発予防】
再発予防には①転倒を防ぐ運動、②定期的な骨の強度の検診、③住環境整備が挙げら れます。
①転倒を防ぐ運動 起立動作や歩行、段差昇降に必要な足腰の筋力強化、立位での重心移動練習、片脚立 位練習などが挙げられます。ご自身の課題が何であるか把握し、安全に運動を行うた めに注意するべきポイントについてご説明を受けた上で取り組んで頂けるとよろしい かと思われます。
②定期的な骨粗鬆症検診 加齢とともに骨密度の低下が進行していた場合、生活の些細な動作で骨折をしてしま うことがあります。骨折をする前にご自身の身体状況を把握し、住環境整備をするこ とで、お身体への負担軽減を図ることは可能かと思われます。
③住環境整備 住み慣れた屋内での転倒は多くみられます。居室内の小さな段差に躓いて転倒する場 合があります。段差解消や手すり設置により生活動線が安全になることもあります。
