リハビリコラム更新しました!

投稿日時:2026/06/22(月) 05:56

こんにちは、理学療法士の有本です。
今月のリハビリコラムは膝蓋骨骨折についてお話させて頂きます。

○膝蓋骨とは
膝蓋骨とは、一般的に膝のお皿と呼ばれる、膝の関節の前面にある骨のことです。 膝蓋骨の主な役割は、ふとももの前にある筋肉(大腿四頭筋)の膝を伸ばす力をすねの骨に伝える”滑車”としての機能と、膝関節を保護する”盾”としての機能です。

○受傷起点 膝蓋骨骨折は、前方から膝蓋骨に直接打撲を受けて骨折する場合と、膝関節が急激に屈曲された時に膝を伸ばす筋肉が強く緊張することで膝蓋骨が引き離され骨折する場合が挙げられます。

○分類 外力の加わり方によりいくつかのタイプに分類されます。例えば、次のタイプなどがあります。 ①膝蓋骨の横に骨折線が入り、上下に割れるタイプ ②膝蓋骨が3つ以上のバラバラに砕けるタイプ ③膝蓋骨が縦に割れるタイプ

○症状 膝関節の前方に強い痛みを訴え、起立動作や膝を伸ばす動作、床に膝をつく動作が困難になります。 膝蓋骨周囲に腫れ、熱感、発赤がみられます。

○診断 身体兆候の状況や、レントゲン、CT、MRIなどの検査適応をみつつ、医師が行います。 また、骨折の分類、受傷度によりギプスでの固定、手術など治療方針を提案されます。

○リハビリ 松葉杖や下肢装具を着用した状態での荷重練習や、関節の柔軟性獲得のためのストレッチや筋力トレーニングの指示が医師からリハスタッフへ出されると、運動療法が開始されます。

膝蓋骨骨折の場合、
①:膝が痛くて伸ばせない。
②:伸ばせないから関節が硬くなり、下肢・体幹の筋力が低下する。 患部の強度が上がってきても、①、②によって、充分に患側下肢へ荷重が出来ないことが多くあります。 リハビリ開始時には患者様がお気づきの症状の程度や日常生活動作における制限などについて教えて頂き、症状の情報を共有しつつリハビリを行っていけたらと思います。
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