投稿日時:2025/06/28(土) 09:48
こんにちは、理学療法士の有本です。
今月のリハビリコラムは半月板損傷について触れてまいります。
半月板は、膝関節を構成する、ふとももの骨である大腿骨とスネの骨である脛骨の間にあるC型をした軟骨の板で、内側と外側にそれぞれ一つずつあります。
半月板は、関節に加わる体重の負荷を分散させる役割と、関節の位置を安定させる働きをしています。
損傷の原因として、サッカーやバスケットボール、バレーボール、ラグビー、格闘技、スキーなどのスポーツや交通事故による怪我から生じる場合と、加齢により少しずつ外力が加わって損傷する場合等があります。
スポーツ中の外傷では、ストップやターン、対人での接触などで、膝を曲げた状態で更に膝を捻ると傷めることが多く、ジャンプの着地の際などに半月板の近くにある靱帯の断裂に伴って損傷することもあります。また、外傷と関係なく生じるものの中には円板状半月(生まれつき半月が大きく分厚いため関節の中で引っかかりやすい)の場合もあります。
・症状としては、痛みとともに膝の曲げ伸ばしの時に引っかかり感が出現し、急に膝が曲げも伸ばしもできなくなる状態になり歩けなくなる程痛くなることがあります。関節の中で炎症を起こして水が溜まって腫れたり、出血して血液が溜まることもあります。
・検査としては、徒手で行う検査やMRIによる画像検査等を必要に応じて行います。
・治療方法としては、運動療法やヒアルロン酸の関節内注射、手術など様々ありますが、損傷の具合により適応が変わってくると思います。
痛みによって膝関節を動かす頻度の低下や、手術後の安静後に関節可動域制限や筋力低下が生じることがあります。
関節可動域を拡大するためにストレッチや介助下での自動運動、筋力トレーニング等をリハビリとしてご提案する事があります。
今月のリハビリコラムは半月板損傷について触れてまいります。
半月板は、膝関節を構成する、ふとももの骨である大腿骨とスネの骨である脛骨の間にあるC型をした軟骨の板で、内側と外側にそれぞれ一つずつあります。
半月板は、関節に加わる体重の負荷を分散させる役割と、関節の位置を安定させる働きをしています。
損傷の原因として、サッカーやバスケットボール、バレーボール、ラグビー、格闘技、スキーなどのスポーツや交通事故による怪我から生じる場合と、加齢により少しずつ外力が加わって損傷する場合等があります。
スポーツ中の外傷では、ストップやターン、対人での接触などで、膝を曲げた状態で更に膝を捻ると傷めることが多く、ジャンプの着地の際などに半月板の近くにある靱帯の断裂に伴って損傷することもあります。また、外傷と関係なく生じるものの中には円板状半月(生まれつき半月が大きく分厚いため関節の中で引っかかりやすい)の場合もあります。
・症状としては、痛みとともに膝の曲げ伸ばしの時に引っかかり感が出現し、急に膝が曲げも伸ばしもできなくなる状態になり歩けなくなる程痛くなることがあります。関節の中で炎症を起こして水が溜まって腫れたり、出血して血液が溜まることもあります。
・検査としては、徒手で行う検査やMRIによる画像検査等を必要に応じて行います。
・治療方法としては、運動療法やヒアルロン酸の関節内注射、手術など様々ありますが、損傷の具合により適応が変わってくると思います。
痛みによって膝関節を動かす頻度の低下や、手術後の安静後に関節可動域制限や筋力低下が生じることがあります。
関節可動域を拡大するためにストレッチや介助下での自動運動、筋力トレーニング等をリハビリとしてご提案する事があります。