投稿日時:2021/05/07(金) 10:03
令和3年5月7日 2021年
ドクター松林の「待ったなし」
「富士山ブラ歩き」
エピソード4
―登頂5合目ー
●5合目で水やジュースを買い増ししたが、これは上に行けば行くほど値段が高くなるからである。当然のことながら上に運ぶのは人や馬なのだが、馬が行けるのが確か6合目くらいだったと思う。富士山名物の杖を買う人も多く、馬に乗って6合目まで行く人たちもいたが、僕たち高校生にとっては極貧の中での登頂である。そんな人たちを横目に自分の足を信じて登って行った。初めは軽めの木濡れ日もある林の中を登って行ったが、ここはまだ穏やかである。空気もいいし登っているみんなも明るい希望に満ちた感覚にあふれていた。自由とはこんなものだろう。
●そして少しずつ木々は途絶えていき林などなくなってくる。そこには殺風景な砂と土の道しかなくなる。まるで砂漠のような感じで決して楽しい風景ではない。砂と石ころしかない乾ききった坂道を果てしなく登っていく。しかもゆっくりと少し登ると少し休むを繰り返しながら。でも楽しかった。ここには自分で選択できる自由がある。目の前に日本で一番高い山がある。そして僕はそこに登っている途中。あと数時間で日本で一番高い所に立てるんだ。そこには喜びしかなかった。
●登っているうちにみんな無言ではあるが親近感を共有してくる。何もいわないがなんとなくわかる。多分相手もそうなんだと思う。その中でも印象的だったのは車いすで登頂していた人だ。もちろん一人では困難だから数人で車いすを押したり持ち上げながらの登頂だ。僕は心の中で「がんばれー一緒に頂上まで行こう」と叫んだがもちろん相手には聞こえない。山を登るのは人生に似ている。お互いプライドを持って可能な限り同じ意識を共有し互いに前を向いて進む。無言でも理解できることも多い。石庭と同じように人生の縮図だと思った。
●開業以来24年間続いている
心のこもった優しい在宅医療の
仁整形外科
「在宅訪問診療は26年の実績を継続し進化させています」
ドクター松林の「待ったなし」
「富士山ブラ歩き」
エピソード4
―登頂5合目ー
●5合目で水やジュースを買い増ししたが、これは上に行けば行くほど値段が高くなるからである。当然のことながら上に運ぶのは人や馬なのだが、馬が行けるのが確か6合目くらいだったと思う。富士山名物の杖を買う人も多く、馬に乗って6合目まで行く人たちもいたが、僕たち高校生にとっては極貧の中での登頂である。そんな人たちを横目に自分の足を信じて登って行った。初めは軽めの木濡れ日もある林の中を登って行ったが、ここはまだ穏やかである。空気もいいし登っているみんなも明るい希望に満ちた感覚にあふれていた。自由とはこんなものだろう。
●そして少しずつ木々は途絶えていき林などなくなってくる。そこには殺風景な砂と土の道しかなくなる。まるで砂漠のような感じで決して楽しい風景ではない。砂と石ころしかない乾ききった坂道を果てしなく登っていく。しかもゆっくりと少し登ると少し休むを繰り返しながら。でも楽しかった。ここには自分で選択できる自由がある。目の前に日本で一番高い山がある。そして僕はそこに登っている途中。あと数時間で日本で一番高い所に立てるんだ。そこには喜びしかなかった。
●登っているうちにみんな無言ではあるが親近感を共有してくる。何もいわないがなんとなくわかる。多分相手もそうなんだと思う。その中でも印象的だったのは車いすで登頂していた人だ。もちろん一人では困難だから数人で車いすを押したり持ち上げながらの登頂だ。僕は心の中で「がんばれー一緒に頂上まで行こう」と叫んだがもちろん相手には聞こえない。山を登るのは人生に似ている。お互いプライドを持って可能な限り同じ意識を共有し互いに前を向いて進む。無言でも理解できることも多い。石庭と同じように人生の縮図だと思った。
●開業以来24年間続いている
心のこもった優しい在宅医療の
仁整形外科
「在宅訪問診療は26年の実績を継続し進化させています」
