投稿日時:2022/09/29(Thu) 10:36

交通事故に遭ってしまったら 2015.11.20&12.4連続号

誰でも突然交通事故に遭うことはある。自分の注意だけでは避けようのないケースも。 そんなときは、まず警察に連絡して現場検証してもらうこと。痛いところがあれば、できるだけ早く病院や診療所に行くこと。あまり時間が経つと、認めてくれないケースも。 治療は、リハビリや温熱、理学療法が大切なので、できるだけ診療所に通って早期に回復させること。 ちなみに事故の保険の慰謝料として、通院日数×4,200円が支払われる。 ―――物損と人身事故の違いについて――― 基本的には事故に遭って医療機関にかかった時点で人身事故。ただし、診断書を発行してもらい、警察に届け出しなければ物損のまま。 誰が何と言おうと、原則的には医療機関にかかった時点で人身の届け出をするのが正しい。いろいろな人が、物損でも補償はしますよ、と言ってくるかもしれませんが、被害者にとっては百害あって一利なし。 怪我が軽くて済めば補償は変わらない可能性はあるが、長引いた場合や後遺症が残った場合は補償が受けられないケースも。特に後遺症が残った場合、後で診断書を出さなければならない。検察官にこっぴどく怒られる例も。 また、物損の場合、加害者にはなんら刑事罰や免許の減点などの処分が科されない。原則に沿った正しい届け出を。
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