投稿日時:2026/05/01(金) 05:52

令和8年5月1日 2026年
ドクター松林の「待ったなし」

「僕が勉強をしなくなったわけ」 52回(すべての勉強を続けて行きたい人のために)
「まだら完璧主義者31」 
おかかえ専属占い師⑨  
●吉生の強い勧めで、娘3姉妹はそれぞれ東京の大学に進んだ。幼い私の父は学徒動員に駆り出され広島の郊外にいた。戦争が始まって、徐々に形勢が不利になり本土への空襲が行われ、上陸も  可能性が高まっていた時期である。祖父はこれも吉生が選んでくれた広大の近くに立派な家を建てそこで内科を開業していた。
●祖父は広島の中心地区の医療団の団長になっており、人的被害があれば指揮をとって治療にあたる立場にあった。祖父の内科医院は、祖母や祖母の妹さんも手伝ってくれてたいそう患者さんも多かったそうである。お金のない人の家に往診すると、「支払いはいつでもええよ、お金が出来たらでええから、体が一番大事じゃ」と言って貧しい人たちには無償で医療を提供していたと聞く。
●私が医学部の学生の時、当時広島の中心部にあった広島空港からタクシーに乗って運転手さんに「千田町の松林医院、わかりますか」と言った途端、60過ぎの運転手さんが急に振り向き「もしかして松林先生のお孫さんでしょうか」と聞かれた。びっくりして「はいそうです」と答えると、深く頭を垂れて運転手さんは「おじいさまには私の母が大変お世話になりました。今でも先生の家の方角に足を向けて寝ておりません。あの当時お金がなく母が死にそうなところを無償で助けていただきました」と言って涙ぐんだ。こんなところでお祖父さんに会えるとは。

「ドクター松林の絶対味覚9」  
鯛の骨蒸しからの鱈の白ワイン蒸し
●関東ではあまり「鯛の骨蒸し」のメニューは見たことがないし、極めて珍しい料理だと思うが、 広島などの瀬戸内海沿岸地方では家庭でもよく食べる料理として浸透している。これはものすごく美味い。鯛のお頭を利用する料理である。まずこの料理から始めてみたい。でもなかなか関東 地方には鯛のお頭売ってないんですよね。

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