投稿日時:2025/09/05(金) 02:38

令和7年9月5日 2025年
ドクター松林の「待ったなし」

「僕が勉強をしなくなったわけ」 第41回(すべての勉強を続けて行きたい人のために)
「まだら完璧主義者20」  
●僕の両親は高度成長時代に内科医院を開業して、ほぼ休みなく働いていた。その当時はほとんどの人がそうだった。働くことに喜びを感じ毎日貧しくても、辛くても希望や夢があり支えられていた。そんな日々を過ごしていたが、当時から日曜日の夕方、「笑点」や「サザエさん」が始まる時刻になると、なんだか気が重く、憂鬱な気持ちになる。いわゆる「サザエさん症候群」は存在した。ただ両親はその「サザエさん症候群」を克服するよい方法を考えついて実践してくれた。
●まずなぜ日曜日の夕刻になると気分が暗くなるかである。要は月曜日が来て、仕事や学校が始まるからであろう。仕事や学校は楽しいのになぜ憂鬱になるのか、これはやはり遊んだり、旅行に行ったり、何かのイベントがあった方が楽しいからであろう。イベントは週末や土日に集中することが多い。だからそのイベントに最も遠い月曜日はつまらないのである。そこで家の両親は考えた。じゃあ月曜日にイベントを入れればいいじゃないか。そうです。だから家は月曜日の夕食は特に御馳走が出たり、たまに来週月曜日の夜は呉までラーメン食べに行こうと父が決めたり。花火大会や夕涼み会などを入れたりしていたのです。
●これは夏の終わり、鈴虫の鳴き声が聞こえてきたり、セミがアブラゼミからツクツクボウシやミンミンゼミに変わってくると「ああもう楽しかった夏も終わりか、どんなに楽しい時間も必ず終わる時が来るんだ」と僕は思い、夏休みの宿題を仕上げながらちょっとセンチメンタルな気分に浸っていると、母が「来週から学校だけど、何が食べたい?」と聞いてくれる。僕はすかさず「エビフライかカレーライス」と答える。でもそれだけで暗雲が垂れ込めた心の中は、いきなり雲一つない夏の空に変わっていくのだから不思議である。月曜日をイベントフルにすることがすごく大事で、今でも僕は月曜日にあえて会食や飲み会を企画したり、夕食をちょっと贅沢にしたり、面白そうな映画をiPadでみたりして月曜日を楽しみの盛り沢山にしている。だから僕にはサザエさん症候群や鈴虫症候群はないのであるが「どんなに楽しい時も必ず終わる時が来る」というのも事実であることを知っている。だからより一刻一刻を大切に過ごすことが大事ではなかろうか。

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