投稿日時:2025/08/22(金) 02:40

令和7年8月22日 2025年
ドクター松林の「待ったなし」

「僕が勉強をしなくなったわけ」 第40回(すべての勉強を続けて行きたい人のために)
「まだら完璧主義者19」
煙もくもくの社会2  
●令和と昭和の違いで最も顕著なのは煙草の立ち位置とイメージではないかと思う。昭和時代は  煙草は力や正義、かっこいい、クール、もてるなどいいイメージばかりだった。それが今や不健康、依存症、けむい、自己管理できない、副流煙迷惑、煙草臭いという負のイメージしかない。 実際のところ煙草のとらえ方としては令和の方が正しいと思う。煙草を吸って体にいいことなど 一つもない。副流煙や灰で周りの人にも迷惑をかける。これを言うならばニコチン依存症に他ならない。ヘビースモーカーだった僕が禁煙して話しているので間違いない事実である。
●なぜ昭和時代煙草がこんなにももてはやされたのかは、かなりの宣伝とプロパガンダによるものであろう。第二次世界大戦の戦勝国の連合国のリーダーたちはこぞって煙草や葉巻を好んだ。チャーチルの葉巻やマッカーサーのパイプの写真は有名だし。煙草を吸う者は勇気や勝者、力強さ  や正義をイメージさせる写真でもある。アイゼンハワー大統領もかなりのヘビースモーカーだったし、ケネディ大統領も葉巻好きでキューバからの禁輸政策を発表する前に自分の葉巻を買い占めさせたという逸話もあるほどだ。これらは一種の政治的プロパガンダでもあり、煙草の害が明らかになっていなかった時代では煙草は健康にいいとすら言われていた。煙草を吸わない男性に対して「〇〇さんは煙草吸わないんだね。どこか体でも悪いの?」こんな質問が飛んだ時代だった。
●映画やドラマでも強烈な煙草礼賛シーンが出てきた時代でもある。見ているだけで煙草の煙が  目に染みるような、ハンフリーボガードの「カサブランカ」や「太陽がいっぱい」でもアランドロンのくわえ煙草がクール極まりないし、「ゴッドファーザー」のマイケル(アルパチーノ)が煙草を吸うシーンはただただかっこいいし、「蘇る金狼」の松田優作の煙草シーンは胸が熱くなった。いたるところでかっこいいクールな煙草シーンが表れて、子供たちはそして大人たちも、  アランドロンやアルパチーノや松田優作みたいに煙草を吸ってみたいと思うほど宣伝されていたのでした。。これは恐らく煙草会社が相当なスポンサー料を払っていたのではないかと推察されます。ただそんな煙草のかっこよさも地位も今は昔。今では社会悪のように扱われていますが、健康被害が解明されることによって、もう2度と煙草が復権することがないのは明らかではないでしょうか。煙草をやめて5年過ぎました。今思えば大学生の時友達にもらったショートホープ1本を吸わなければよかったと後悔しております。

●在宅なら在宅診療、訪問看護、在宅リハ一体型の当院へ。
●ご相談、お申し込みは何とかしますコールへ。
●「何とかしますコール」☏ 0120・566751
mail