投稿日時:2025/03/07(金) 02:19

令和7年3月7日 2025年
ドクター松林の「待ったなし」

「僕が勉強をしなくなったわけ」 第29回(すべての勉強を続けて行きたい人のために)
「まだら完璧主義者8」
●まだら完璧主義者というのは、僕の父のことである。要するに完璧なところとどうでもいいとこ ろが、まだらに存在しており、しかも彼は絶対君主制であり完璧なる亭主関白制であった。完璧 なところは例えば食事をとる順番である。夕食は家では家族や看護師さん家政婦さんで計8~9 名で食べる。お腹がすいていて僕の前に美味しそうなご飯が出されて箸を持ちいざ食べようとす ると、「ちょっと待て」と威嚇的に父が声を張り上げる。箸を止めると父は料理のひとつに箸を つけて食べる。その瞬間「いいぞ食べて、うまい」というのであった。  
●もし仮に間違えて僕が初めに食べるようなことがあると、極めて機嫌が悪くなる。だから皆絶対 に父が箸をつけるまでは箸を持つことも控えるようになった。この完璧さは一種異様で、例えば父が夜医師会の会合があり食事は今晩はいらないと言った時も、「やすともちょっと来なさい」と言って食卓の前に呼び出される。いったいなんだろうといぶかっていると、父は自分の箸を持ち食卓の前にある料理のひとつにちょんと箸を当ててこう言うのだった。「よし、食べていいぞ」何と儀式的に面倒くさいことだろうと子供のころから思っていた。
●これが家族内だけならまだいい。しかしながら父は外で他の家族との会食でもこの儀式を行うのである。例えば中華の円卓に座ると、まず自分で皿に取り分けて、「皆さんまずは私が毒見をします」と言って、一口食べるのである。「うん大丈夫です。皆さんどうぞ」と言って会が始まる。 さすがにこの儀式には辟易した。これが完璧にしなければいけない食事に関する部分。でも次回にお話しするがかなりまだらなのだ。いい加減なところはとことんどうでもいいところが混在していた。

●「何とかしますコール」
0120・566・751
●在宅訪問診療、看護受付体制万全です。

●開業以来24年間続いている心のこもった優しい在宅医療と交通事故専門外来の 仁整形外科     
mail