投稿日時:2024/05/03(金) 01:06

令和6年5月3日 2024年
ドクター松林の「待ったなし」

「僕が勉強をしなくなったわけ」第11回(すべての勉強を続けて行きたい人のために)
●裏通りの愚連隊は4名で構成されており、「ぼっちゃんたいちょう」の僕は子分3人の面倒を見 てやらなければいけなかった。いわゆる昼の間のおやつやアイスクリームなどをおごるというこ とだ。彼らの生活を養うことに等しかった。当時は2ブロックに1軒くらい駄菓子屋があり子供 たちのたまり場になっていた。今では信じられないと思うが、1円からお菓子は買えたし、20円 もあれば十分な量が買えた。僕は子分3人を引き連れて駄菓子屋に行き「おいみんな、好きなも の選んでいいぞ」と言って威勢よくおごってあげた。そのたびにみな口をそろえて「ぼっちゃん たいちょうありがとう」と言ってぺこりとお辞儀をする。可愛い奴らだ。
●今や絶滅危惧種となっているが、昔は子供が街にあふれかえっていたため繁盛したのだろう。現 代のような少子化ではとても成り立たないため減っていったのかもしれない。当時は悪い大人 子供を餓鬼としか思っていないような)も一杯いて、唯一の子供の憩いの場が駄菓子屋だった のかもしれない。子供たちは大人の世界とは別世界に住んでいて、できるだけ大人の干渉をさけ ようとしていた。そのために子供同士徒党を組んで大人にじゃまされないように問題を解決して いったように感じる。みな子供たちは自由で華やかな大人の世界を羨んだし、一刻も早く大人に なりたいと思っていた。だから子供同士基本的に仲がよかった。
●ぼっちゃん隊は、夏は虫捕り、冬は独楽回し、凧揚げというふうに季節に応じた行動をしながら 楽しんでいた。ここは大人が不可侵なところであり子供ながら地べたに座りながら下から見上げ るようなそんな感覚で毎日を送っていた。昭和40年代の子供たちは大人とは別世界で生きてい た。多分双方じゃまされたくなかったからだろう。そして僕たちは同世代の中で社会を作りルー ルを守って自然に自立し大きくなっていった。しかしながら今は違う。少なくなった子供は社会 の共通の問題となり、大人社会がかかわりを持とうとしたり、関連したり共有されたりしている。 子供だからといってほっといてくれない。そんな子供たちはスマホ中毒になりYouTubeに見入 り、他の社会とのコミュニケーションを失っていきはしないのか。駄菓子屋は絶滅危惧種になっ たが、もしかしたら数十年後スマホやYouTubeが同じ運命をたどるかもしれない。そして今の子 供たちが自立するのは、果たして僕たちの時代よりも遥かに困難なことなのかもしれない とふと思った。

●三遊亭金太郎さんの講演会ですが定員が30名のため、当院の通院、在宅の患者様のみの  開催になる予定です。秋にはコンサートホールでまたウェルカムエブリバディコンサー ト行う予定です。よろしくお願いいたします。

●心の安心。在宅訪問システム。
●開業以来24年間続いている心のこもった優しい在宅医療と交通事故専門外来の 仁整形外科  
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