投稿日時:2024/12/20(金) 02:03

令和6年12月20日 2024年
ドクター松林の「待ったなし」

「僕が勉強をしなくなったわけ」 第25回(すべての勉強を続けて行きたい人のために)
「まだら完璧主義者4」
●僕は3年弱で両親の儚い夢をぶち壊したが、それは全く後悔していない。だって家の者誰もピア ノが弾けず僕だけにそのピアノでショパンやモーツァルトを弾けというのだから無理に決まっ ている。そのおかげで僕は大切な木曜日の午後の遊び時間をとられただけでなく、楽器の演奏自 体嫌いになった。もしかしたら青春時代にギターやサックスを弾いていたかもしれないのに全く 楽器に興味がなくなったのである。なんと嘆かわしいことであろう。親の身勝手な押し付けは反 動を呼ぶこともあるのだ。ここは僕が楽器を弾かなくなった訳ということになる。  
●なぜそんなにピアノレッスンが嫌だったのか僕にもよくわからない。もともと音楽全般、特に クラシックを聞くのは子供のころから好きである。ときどきクラシックコンサートに連れていかれても背広を着ておとなしく聞いていた。恐らく友達と遊べなくなるということが一番の理由だ ったのかもしれない。
●どうしてもピアノレッスンが嫌で公園に逃げても拘束され連れ戻されるという状況で考えたのが、応接室のレースが掛けてあるテーブルの下に隠れるという方法である。ある日僕はこれを実行した。家庭教師が来る前に応接室に入りテーブルのレースの中で息をひそめた。ガチャという音で家庭教師が来たのがわかった。家政婦さんが「ちょっと坊ちゃん探してきます。どうせ公園で遊んでいるのよね、それまでコーヒーでも」と言って出て行った。僕はひっそりと息をひそめたまま、コーヒーをすする音とカップを置く音を定期的に聞きながら時が過ぎるのを待った。それから20~30分たっただろうか、ノックとともにドアを開ける音がして、今度は母が来た。「すいません、どこにもいないんですよ。どこに行ったのかしらあの子、もう少しおまちください」と言って出て行った。(続く)

●病院やクリニックに行きたくても行けない方、そのままではいけません。
ぜひお電話をください。何とかします

●開業以来24年間続いている心のこもった優しい在宅医療と交通事故専門外来の 仁整形外科  
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