投稿日時:2022/09/16(金) 03:00
令和4年9月16日 2022年
ドクター松林の「待ったなし」
「東京の街を彷徨う」
なんと麗しき愛しき人よーその15
●知らない町久我山で日も沈み、今まで経験したこともないまどろんだなんとも刺激的な大人の空間に高2の僕はどっぷりつかりながら、左隣に麗しの由美さんがいて、目の前に同級生のケー坊がいた。由美さんはうっとりとケー坊を見つめている。そこで今まで一言も発さず、ずーと僕たちに背を向けて調理をしていた、ちょっとやせ形でテンパーの髪の毛を逆立てるかのように赤いバンダナを巻いた、いなせな50代くらいのおじさんのけんたさんが唐突に甲高い声で叫んだ。
●「由美ちゃん、若い子たぶらかしちゃだめだよ!」とけんたさん。後で知ったのだが、けんたさんはマスターの共同経営者だったようだ。その叫びの後、由美さん「えーなんてひどいこと言うのけんたさん。ただ久しぶりで懐かしいだけじゃない、ねーケー坊」と言ってケー坊に同意を求めた。ケー坊は照れくさそうに苦笑いをしていた。もうちょっとうれしそうにしたらと思いつつ、僕はかなりケー坊をうらやましく感じた。
●そこでまたしてもけんたさん「ならいいけど、ケー坊には将来があるからね」由美さん「もっとひどいじゃない、だってあと3年もすればケー坊20歳でしょ、私とあまり変わらないんだから」と言いながらマスターのほうに向きなおり「マスター、けんたさんがひどいこと言うからもう一杯、なんか美味しい白ワインいただきたいわ」と言って悦に入っている。ケー坊は相変わらず基本だんまりを決め込んでいるが、僕にとってはさらに身動きが取れない状態だった。『愛はきらめきの中に』が流れる久我山の夜は長―く僕に向きなおった。
■10月からインフルエンザ予防注射開始いたします。
●開業以来24年間続いている
心のこもった優しい在宅医療の仁整形外科
ドクター松林の「待ったなし」
「東京の街を彷徨う」
なんと麗しき愛しき人よーその15
●知らない町久我山で日も沈み、今まで経験したこともないまどろんだなんとも刺激的な大人の空間に高2の僕はどっぷりつかりながら、左隣に麗しの由美さんがいて、目の前に同級生のケー坊がいた。由美さんはうっとりとケー坊を見つめている。そこで今まで一言も発さず、ずーと僕たちに背を向けて調理をしていた、ちょっとやせ形でテンパーの髪の毛を逆立てるかのように赤いバンダナを巻いた、いなせな50代くらいのおじさんのけんたさんが唐突に甲高い声で叫んだ。
●「由美ちゃん、若い子たぶらかしちゃだめだよ!」とけんたさん。後で知ったのだが、けんたさんはマスターの共同経営者だったようだ。その叫びの後、由美さん「えーなんてひどいこと言うのけんたさん。ただ久しぶりで懐かしいだけじゃない、ねーケー坊」と言ってケー坊に同意を求めた。ケー坊は照れくさそうに苦笑いをしていた。もうちょっとうれしそうにしたらと思いつつ、僕はかなりケー坊をうらやましく感じた。
●そこでまたしてもけんたさん「ならいいけど、ケー坊には将来があるからね」由美さん「もっとひどいじゃない、だってあと3年もすればケー坊20歳でしょ、私とあまり変わらないんだから」と言いながらマスターのほうに向きなおり「マスター、けんたさんがひどいこと言うからもう一杯、なんか美味しい白ワインいただきたいわ」と言って悦に入っている。ケー坊は相変わらず基本だんまりを決め込んでいるが、僕にとってはさらに身動きが取れない状態だった。『愛はきらめきの中に』が流れる久我山の夜は長―く僕に向きなおった。
■10月からインフルエンザ予防注射開始いたします。
●開業以来24年間続いている
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