「立った姿勢を改善して、運動不足解消しましょう」2020.10

 

こんにちは、理学療法士の有本です。外出や余暇活動に制限や条件付きの生活が続く事で、運動不足によりストレスが溜まっている方が多いのではないでしょうか?そこで本日は日常頻回に取り組む立位姿勢についてお伝えし、生活自体が運動となるよう御提案していきたいと思います。

 

「立っている姿勢だけでトレーニングになるの?」と、疑問に思う方がいらっしゃるかもしれません。そういった方は恐らく一方の足に身体を預ける姿勢や、膝を少し曲げた姿勢をとり、身体を支える負担をどこか一点に集め、他の部位を休ませ、身体を支える役割を担う身体部位をローテーションで働かせている可能性が考えられます。立ち仕事の時に、姿勢を確認してみると発見があるかもしれません。

 

ここで御提案したい立位姿勢は全身の筋肉を働かせます。立った姿勢で主に働く筋肉として、医学書には「腹筋、ふとももの前後の筋肉、首の前後、肩甲骨の内側、肩や胸を引き上げる筋肉、お尻の付け根の筋肉等」と、様々な部位を使用するとありました。

また、適切に立位姿勢を行えている人を横から見ると、耳の穴、肩、太ももの真横、膝のお皿の少し後ろ、外くるぶしの少し前が地面に対する垂線上に並ぶともありました。

 

それらを心がけた立位姿勢を行ってみると、慣れないうちはとても疲れる方が多くいらっしゃいます。そういった方は、お身体の不調や筋力、関節の柔軟性などの理由により、全身の筋肉を使った立位姿勢になれなかったかもしれません。しかし、使えていなかった筋肉を使えるようになれば、身体のどこか一部ばかりに負担を掛けるより、重心の位置が高く、関節への負担が少なくなりやすくなります。また、多くの筋肉を使うので運動不足解消としての効果が期待できます。全身の筋肉を使った立位姿勢に慣れてくるとその姿勢から足踏み、歩行が可能となり、長い距離を歩いても足が疲れにくくなる事が期待されます。

 

日々の生活動作から、運動不足解消を図り、健康を維持して参りましょう。

                                                                        有本竜也