「肉離れについて」 2020.09

こんにちは。理学療法士の澤木です。

今回は肉離れについてです。

コロナ禍により運動制限や活動自粛があり、少しずつ制限が解除されてきました。運動不足になった方やスポーツを中断せざるを得なかった方も多くいたと思いますが、運動再開に伴い、怪我も多くなっているのかなと感じます。スポーツ再開後、急な運動負荷は身体に思わぬ怪我が起きていまいます。その中でも肉離れは多く見受けられる怪我の一つです。

 

この肉離れはどのようにして起きるのかというと、ほとんどの場合スポーツによるものです。急なダッシュやジャンプなど筋肉に急激なストレスがかかることで起きます。瞬発的な動作によって筋肉にストレスがかかるとそれに耐えられず筋肉の一部が裂けてしまったりして生じます。また肉離れは頻繁に発生する部位があり、ふくらはぎ、太もも裏面、太もも前面に多く発生します。

 

症状としては体重をかけると痛い、伸ばすと痛いが主なものです。ときには時間と共に内出血を認めることもあります。重度になると筋肉に陥凹が認められることもあります。これらの症状から軽度、中等度、重度に分かれ、正確な診断には画像検査などが有用です。肉離れを起こした部位の損傷程度により治る時期も違ってきます。特に重度であるとスポーツ復帰やリハビリテーションに時間を要しますので、肉離れの症状があるときにはしっかりと診断してもらいリハビリテーションを行うようにしましょう。

 

スポーツ中の急激な動作によってふくらはぎや太ももに急な痛みが生じた場合は肉離れが起きている可能性が高いと思われます。すぐに医療機関を受診し治療を受けるようにしましょう。ただ大切なのは予防です。スポーツを行う前には十分なウォーミングアップと段階的なスポーツ参加が必要です。しっかりとした怪我予防をしながら、スポーツ再開するよう心がけましょう。

澤木 弘之