「足裏の柔軟性とアーチについて」 2019.10

足裏の柔軟性とアーチについて

 

日中の気温が下がり、暮らしやすくなったように感じられ、外出の機会が増えているのではないでしょうか?今月のコラムでは適切なウォーキングを行う上で大切な足裏の柔軟性とアーチについてお話をさせて頂きます。

 

足裏は非常に精密に出来ております。足先に横のアーチ、足の内側と外側に縦のアーチがあり、それらによって歩行時の衝撃を吸収するバネのような役割をしております。

また、足裏がしなやかに動く事で、路面の形状に適応しやすくなります。

 

足裏のバネのような役割が機能していれば、足の痛みが生じにくく、疲れにくい歩行の獲得が期待されます。しかし、アーチの形状の崩れや、足裏の柔軟性が低下すると、足の変形や痛み、疲れやすく長い時間歩けないといった問題が生じ易くなります。

 

そこで、日常生活で歩き始める前や、入浴後のリラックスしている時に足裏のトレーニングをする事で、より良い足裏の状態を作っては如何でしょうか?

歩きはじめる前にトレーニングを行う事で、日常生活における歩行フォームの改善が期待され、また入浴後にリラックスしている時は筋肉が柔らかくストレッチが行い易くなります。ただし、入浴後は体内の水分が減っている事、疲労している事が予想されるので、ストレッチ中心の軽めのトレーニングをお勧めします。

 

足のアーチ形成や足裏の柔軟性向上の為に、竹踏みやテニスボール踏みはストレッチ効果が期待されます。その際には足先、足裏の内側、足裏の外側、踵の周囲と、ご自身の足裏の硬い部分を探してみると、意外な発見があるかもしれません。また、足指でジャンケンを行う事や、足首を上下や内外側、内返しや外返しに動かし筋力を強化する事で、獲得した柔軟性の定着を図る事が期待されます。

 

トレーニングの際には気持ちが良い位の負荷に留め、主治医からの指示や注意の促し等があれば、必ずそれらを優先し、御無理のない範囲で実施して下さい。

                                                                                                                                                                      有本竜也