「東洋医学(古典医学)の考え方⑥」 2019.8

前回は、身体の生命活動を営む源となるのは「気」、「血」、「津液」であるというお話をしました。

生命活動を営むエネルギーともいえる「気」「血」は、全身を巡っていますが、この「気」、

「血」の流れる通り道のことを経絡といいます。経絡は、「気」「血」を巡らせ身体の生理活動を維持するほかに、「気」「血」の過不足によって疾病の生ずるところ、病態の診断をしたり治療を施すところでもあります。この経絡上の要所に経穴といわれる、いわゆるツボがあります。ツボはみなさんもご存知の通り身体を治療する時に使われていますね。

経絡はいくつか種類がありますが中でも12経脈といわれる12通りの通り道はそれぞれ各臓腑に属し、臓腑と密接な関係にあります。ですから臓腑の異常は経絡上、特にツボに反応が出やすいのです。

      

                  鍼灸・マッサージ師 関根達也