「姿勢」について 2016.9

 今月は理学療法士の内山田が「姿勢」についてお話をしたいと思います。

 姿勢を正すことや良い姿勢を意識されたことはあると思います。特に日常生活の場面で気をつけようとしても、気づくと姿勢が悪くなっている・・・まさに「言うは易し、行うは難し」です。

 では、なぜ人は猫背や頭が前に出たような姿勢になるのか。当然、何らかの怪我や病気で姿勢が悪くなることもありますが、このような姿勢になる大きなポイントは背骨もしくは骨盤の問題が考えられます。

 背骨は重い頭を支えています。頭は5kgほどの重さがありますので、骨や筋肉への負担は少なくありません。本や新聞を読む、パソコンや携帯電話を使用する際には、視線が下がるので、自然と首も前へ倒れる姿勢となります。また、骨盤周りの筋肉が弱くなると骨盤が後ろへ傾きやすくなります。そうすると腰や背中が丸まり「猫背」と言われる姿勢になるのです。このような姿勢を長時間とり続けると筋肉疲労や緊張が解けずに筋肉が固まり、身体に偏りが生じることとなります。それらが、肩こりや頭痛、腰痛を引き起こすだけでなく、時に手足のしびれ、時にマヒなどの悪影響を及ぼす原因となるのです。

 これらの姿勢を良くする方法として筋力トレーニングやストレッチ、体操などの運動があります。しかし、運動と言われても続かない・・・方法がイマイチわからない・・・なんてことも多いのではないでしょうか?

 そのような時は、日常のちょっとした「姿勢」に気をつけることから始めてみましょう!

  • 座る時に変なクセはありませんか? ずっこけた様な姿勢やすぐに足を組む、腰を丸めて座っていませんか?
  • 椅子と机の距離は遠くないですか? 机が低すぎませんか?
  • 背中が丸まって歩いていませんか? 歩く時に視線を前に向けていますか?
  • バックや買い物袋は片方に偏って持っていませんか?

 まずは皆様、実践してみてください。

 

内山田悟朗