新型コロナウイルス特集VOL1

2020/05/14

「私はこの新型コロナウイルスを克服するにはどうしても必要なものがあることにに気づいてしまいました。」
  • この感染症日本では収束の傾向にあります。今回は私は第2波と考えていますが、最初の第一波は休校措置などで上手く抑え込めました。今回の第2波も自粛などでなんとか収束に落ち着くことでしょう。恐らく学校は6月から徐々に登校開始になり、社会活動も少しづつ再開されていくことでしょう。ただしいろいろと注意しながら再度感染増加にならないよう常に警戒が必要です。更に日本は市中感染による集団免疫が確立されているのではという説まで出ていますが、実際のところははっきりしません。日本で死亡率などが低いのはBCGなどの影響もあるかもしれません。いずれにしても一般の方々はこうして日常が戻っていくことは素晴らしいことです。ただし完全に元に戻すには絶対に必要なものがあることに気づいてしまいました。
  • 先日私の母から電話がありました。今年88歳の医師でまだ元気に週5日内科外来を行っています。私の父は91歳でもう6年くらい入院しています。寝たきりの状態です。母は毎日父の病院に行って話しかけて世話をするのと週に1回くらい知り合いの女医さん数人で食事をするのが楽しみでした。でもその2つとも奪われてしまいました。それでも食事会は徐々に可能になってくるでしょう。しかし母はもう2か月もお父さんに会っていないと寂しそうに言いました。どこの病院も施設も入院者などは高齢で免疫の低下されている方も多いわけで、院内感染でも起きると即医療崩壊です。だからほとんどの病院や施設は面会禁止になっています。
  • もし母が父に会えるには方法は2つしかありません。ひとつは退院して家で介抱すること、もう一つは有効性が高く安全なワクチンができるまで待つこと。まず一つ目は母の体力的に無理です。しかも一度退院して再度入院できる保証はありません。要するに安全に確実に免疫をつけられるワクチンができない限り母も私も子供たちも永遠に父には会えないのです。それをわかってしまってとても悲しい気持ちになりました。果たしてワクチンはいつできるのでしょうか。今日本でも何社かがワクチン製造に取り組んでいます。もちろん世界的規模でプロジェクトも組まれています。
  • すべての人々を分断する新型コロナウイルス。元の暖かい手をつなぎ触れ合いのある絆を大切にする社会に戻すには絶対的にワクチンが必要です。一刻も速くワクチンが完成し世界の人々にいきわたるよう心から祈っているところであります。その取り組みは崇高でもあり私たち人類が獲得した科学や医学の進歩と直結するものであります。