日本の女性の平均寿命は世界一ですが・・・

健康寿命と平均寿命の12歳の差

WHOの統計によると、日本の女性の平均寿命、健康寿命ともに世界一です。なんと平均寿命は86.9歳、健康寿命は74.9歳です。でもこの健康寿命と平均寿命の12歳の差はいったいどういうことなのでしょう。

 健康寿命とは、医療・介護に依存せず、自立して日常の生活ができることです。要するに、みんなと旅行に行ったり、買い物や趣味を楽しんだり、運動したりがひとりでできることです。それができなくなって、寝たきりやそれに準じた状態が12年もあることに驚きます。

 寝たきりになる原因の一位は脳血管疾患ですが、三位に骨粗鬆症があります。特に女性は閉経後の骨粗鬆症は必発なので、40代から注意が必要です。発症すると骨折しやすくなります。転んで背骨や股関節、肩、手首などが折れると寝たきりのリスクが高まります。

 ここ10年くらいで、骨粗鬆症の治療は急激な進歩を遂げて画期的な薬や注射が出ました。みなさんも元気にいきいきライフを楽しむために、是非早めに骨密度検査を受けることをお勧めします。当院では骨粗鬆症の治療と予防に力を注いでいます。