僕自身は家で看取ってもらいたい

「家族のカタチ」という連ドラを観ていると

そう思っていますが、これはそう簡単なことではありません。これには往診してくれる医者がいないと成り立たないことなのです。

 「家族のカタチ」という連ドラを観ていると、父親役の西田敏行さんが自宅で看取られるシーンに出くわしました。これは簡単に描かれているけれども、前後に往診のシーンもなかったと思うし話を付け加えたほうがいいと思いました。

 この場合、もしも急に往診の医者なしに亡くなってしまったら、救急車を呼んだ時点で事件として扱われます。僕も検死医として行ったことがありますが、ご遺体は冷たい板の上で検死にかけられ、とてもみじめなものです。警察も介入し、当然現場にいた家族全員事情聴取されます。

 単に病院にかかっていても、往診してもらっていなければ、家では大往生できないのです。大往生をお望みの方は、まずご家族とよく相談のうえ、往診してもらえる医者を探しておきましょう。それが大往生への必要最小条件です。

 当院では、あらゆるニーズに応えるべく(終末期の患者さまでも)、往診を行っています。