草食系男子より両食系男子

 最近「草食系男子」という言葉がはやっているが、これにはいくつかの社会的背景と問題点を含んでいる。
 まずこの言葉がはやる前提に、男子は肉食系、女子は草食系という既成概念がある。にもかかわらず、最近「草食系男子」が増えているということ、逆に「肉食系女子」も増えているという現象が流行の素であろう。
 そもそも草食系とは何か、考えてみた。要は、闘争心に欠けたいや放棄した男性が増えたことがそもそもの原因だろう。女性の地位と給与が上昇し、今や同世代では女性と男性の給与は同レベルいや女性のほうが高い場合も多い。男性は、正職員の減少、リストラの恐怖におののき、派遣で首を切られても文句も言えない。果てはローンも組めない、カードも作れない、奥さんの収入のほうが多い、ローンも奥さん名義、これでは家でも会社でもおとなしくするしかないではないか。
 でも、注文をつけるとすれば、男子はもっと「夢」を追いかけてほしい、いくらお金や地位がなくとも、芸術家のように冒険家のように「夢」をもった男性なら女性に馬鹿にされないはずだ。それが死ぬまで評価されずとも「夢」を持つべきだ。
 女性も「肉食系」といって胸を張って生活するのはいいが、本質的に社会的に中核を担う存在になるには、もっと優しさが必要だろう。包容力をもっと身につければ根本的な地位向上につながる。
 男性も女性も肉食だけだと1-2週間で気が狂うらしい、野菜も肉も食べる、そして「夢」と「優しさ」と「包容力」を持って「両食系」人間になってほしい。ちなみに僕は「宇宙人系男子」です。